見出し画像

たけながの「今年なにやっていたか思い出す」記事

noteをご覧のみなさま、お久しぶりです、武長慧介です。
コメディアスのメンバーとして活動しています。
  
こちらの記事は、わたし武長がコメディアス内/外でどんな活動をしてきたのかを振り返るというものでして、気づけば5周年。みんな、ありがとう。

最近の悩みは、劇団としての年間振り返りnoteとネタが被ること、そして企画のマンネリ化です。さあ、張り切って行きましょう!

<鈴木コメント>
今年は急かしまくったので記事の提出が早い!(記事公開3日前にコメントを書いています)

<武長コメント>
マジで急かされた。ちょっと怖かった。昨年の記事はこちら ↓

◆1月

1-2.ヘーメンキカの魔獣@テアトロコント

詳細は割愛。劇団noteに譲ります。楽しかった。

<鈴木コメント>
いや!本番ではめ込みを落とした件について書きなさいよ!君が犯人なの上の動画見たら全員わかるんだから……!

<武長コメント>
気になった方は ↑ の動画の3'19"あたりをご参照ください

◆2月

3-6.花の枯らし方@能BOX

東北大学学友会演劇部の同期、名塚かずや君の主宰カンパニー「りこりた」の旗揚げ公演に参加しました。 宮城で活動する同世代の俳優さんたちと共演する機会がここ数年なかったので、すてきな出会いの場になりました。

能舞台に美術を仕込んで上演しました(能BOX)

<鈴木コメント>名塚くんは私の演劇部時代の一個下の後輩です。こうして創作を続けている仲間がいるというのはすごくうれしいなと思います。コメディアスも負けじとがんばらねば!

<武長コメント>
あと全然関係ないけど、本番期間中滞在してた宿の入り口で流血の乱闘騒ぎがあって、めちゃくちゃ怖かったです。

<鈴木コメント>
追記の内容が怖すぎる。

◆3月

7.杜の都のパフォフェス物語~七福神♂爆誕~@日立システムズホール仙台

劇団 短距離男道ミサイル(注:武長が掛け持ちしている宮城県の劇団。以下、ミサイル。地域の人々の間では「舞台上で突然個人情報を晒したり、料理をしたり、客席にモノを投げつけたり、服を脱いだりするカンパニー」として長らく認知されてきた。最近は割と真面目っぽい作品を上演することが増え、出演者の加齢とともに肌色成分も減りつつある。諸事情により地上波では劇団名を名乗りづらい)の活動は、今年も目白押しでした!

日立システムズホール仙台が主催するパフォーマンスフェスティバルの前夜祭にて上演。あらすじはこんな感じ。

瀬戸内海沿いの小さな港町で育ち、苦節10年の浪人生活の末に杜の都の某大学に入学した志賀内学人(しがないがくと)。素敵なキャンパスライフがここから始まる、そう思っていた矢先にコロナ禍が訪れてー

<鈴木コメント>
地域の人は許してくれるけど地上波は許してくれないの世知辛い。
あと、ミサイルにしてはめずらしく(?)普通に物語が気になるあらすじだな。

8-9.七福神の舞@日立システムズホール仙台

ミサイル作品。同ホールが主催するパフォーマンスフェスティバル(本編)にて上演。踊りました。

七福神がポップなイラストになっている…!うれしい。

<鈴木コメント>いつもの踊り、七福神ももう始まってから7~8年になるだろうか(私も出たことがある)。このイラスト、めっちゃいいねえ。

◆4月

10-19.BNN@秋保リゾートホテルクレセント 森林スポーツ公園 炭焼き小屋前

ミサイル作品。昨年豊岡演劇祭のフリンジプログラムで上演した『BNN』を仙台にて再演、秋保のキャンプ場の一角を占拠して「臨時幕営」もとい特設ステージを設営しました。

今回の公演を通じて斜面を滑落するスキルを身につけました。

<武長コメント>
コメディアスのころちゃんも見に来てくれました。感想は「寒そう

<鈴木コメント>
いくらなんでもTiktokをナメてないか?!と思ったけど、まあTiktokってこんなもんか。「」がツボワードなので普通に笑ってしまった、悔しい。

◆5月

20.不在という存在@せんだいメディアテーク

昨年11月に撮影した映画作品が約1週間にわたり上映されました。公開イベントには立ち会えなかったため、実はまだ完成形を拝めていません。富田監督が、ミサイル作品『Ultimate Fancy Ojisan』での武長の演技をみて「虚勢を張っている陰キャって感じが今作にぴったり!」ということでオファーいただきました。

友人役には実際に仲の良い俳優に声を掛けられたら…という話になり、コメディアスの池田を紹介。彼と富田監督の顔合わせをセッティングしたところ「良い感じだけど、ちょっとイケメンすぎるなあ(困り顔)」と言われたのが忘れられません。あと、池田のほうがちょっぴり出番多いです。くうう池田め…。

<鈴木コメント>
ぜひ予告編を見てみてください!
『KEY LOCK』に客演してくださった鳥居さん、怒る池田君の怖い演技、一言もしゃべらない武長がしっかり映ってます。
コメディアス以外で演技してる劇団の俳優を見るのはなんか新鮮で好きです。

21.ヘーメンキカの魔獣@デザインフェスタ

詳細は割愛。劇団noteに譲ります。めちゃくちゃマイクが必要だった。

<鈴木コメント>
いろいろと反省の多い出演でした。
普段劇場でしかやっていないので周辺環境イメージがあまりついておらず、前日も「マイクいるかも……?まあええか……?」くらいのテンションだったので当日になって(特に鈴木が)激しく後悔。
大阪の地元から友達が来てくれてたので、ベストなパフォーマンスを見せたかったなあ~~というところもありね……。
でもこの時に武長が言ってた「こういうミスが発生するところまで含めて今の劇団の実力なんだと思いますよ」という言葉に妙にポジティブになれたというか、いやそりゃそうか、そうやわな、と思えたので個人的にはすごくいい経験になったと思いました。

<武長コメント>
こんとき、そんなこと言ったっけ??

<鈴木コメント>
台無しにしないで。

本当に声が通らない中、武長が死ぬほど頑張ってくれていた。

◆6-9月

この時期はがっつり会社員してました。あとKEYLOCKの稽古。一年に何度かこういう時期を挟まないと、さすがに仕事が回らなくなる印象。

ちなみに会社でこんなnoteも書きました(↓)昨年、あいれさんのお母様はじめ色々な方にインタビュー調査させていただいたペット防災事業の取り組みについて紹介しています。

<鈴木コメント>
うちの母、破天荒なのであんまりインタビューの役には立たなかったと思われます。

<武長コメント>
そんな、笑

◆10月

22-25.七福神さま、私を旅館に連れてって♡~嗚呼、昨日までのSo long~@柏木旅館

ミサイル作品。八戸のご当地イベント「横丁オンリーユーシアター2023」にて上演。八戸のメシと酒はとても美味しかった。八仙が最高。

あとは、開演5分前まで会社のオンライン会議に参加したり、お客さんのお遣いで最寄のファミマにワンカップを買いに走ったり、上演中にお客さんと寄せ書きしたり、久しぶりにめちゃくちゃな環境でパフォーマンスできて刺激的でした。一生こんなんだけやってたい。

ちなみに本作の上演時間の約半分を、出演者二人(還暦の新人劇団員 せこ三平さんと、武者さん)による乳首ドリル~東北弁ver~をなるものが占めています。あと、久しぶりに松浦君と共演しました。

<鈴木コメント>
乳首ドリル~東北弁ver~ってなに??と思ってダイジェスト見返しても載ってないんだけど!半分を占めているのに全カットされることってある?

<武長コメント>
ホントだ。やば、笑

26.七福神の舞@みろく横丁

宣伝を兼ねて野外で『七福神の舞』を披露。ミサイルのバイブスと酔っ払いの街との相性はやはり良いようで、非常に盛り上がりました。お客さんのなかに、(おそらく)海外からのご友人に通訳しながらパフォーマンスを見てくださった方がいました。何を、どう説明していたんだろうか…?

<鈴木コメント>
通訳できると思えないし、通訳できたとてそれが観劇の一助になるとも思えないな。

27-35.シシ ~心静かに遊べ我が連れ~@パトナシアター, Kurun hall, 八戸市公会堂文化ホール

昨年上演したミュージカル作品を引っ提げての巡回公演。仙台→岡山→八戸をツアーしました。歌って踊るのは心とカラダに良い。

岡山はぼっけゑラーメンがとにかく旨かったです。

<鈴木コメント>
↑これすごいね!!や、話聞いた限りでは全く想像できてなかったんだけど、すごくエンタメとして楽しめるつくりになってそうな雰囲気。
「万葉集EDM」「伊達商人ヒップホップ」「漁民ラテンロック」の語感の楽しさも非常に良い、おもしろそう。

◆11月

36-42.KEYLOCK@OFF・OFFシアター

詳細は割愛。劇団noteに譲ります。おれもカレーチャレンジしたかった。全日”NO CURRY”だった。

<鈴木コメント>
武長は劇団員でありながら2017年には出ていなかったので初出演。
あんまり小難しく考えて進めるタイプじゃないなというところから、割とパワープレイが面白く映えるアイテムであるカメラという役回りは早いうちから決まっていたようにも思います。
そのかいもあり、初演よりもカメラでの撮影シーンをたくさん入れられたり、おふざけシーンも入れられたのはよかったなと。
で、これ書いてるときに今思ったんですけど、初演にあった集合写真のシーン、木田、村上、武長の3人のおふざけのところで入れられましたね……!あ~~入れればよかった!!!あれ好きだったからなあ~~。

<武長コメント>
うわ~~~それはめっちゃ思った!提案すればよかった…。

第4回本公演『KEY LOCK』(2017)より。劇中に集合写真を撮るというくだりがあった。

◆12月

番外編.みちのく超人伝説Ⅱ奥州藤原篇『黄金黎明伝TSUNEKIYO X The Golden Dawn』-Episode 0- 千年後のあなたへ

現在。武長は仙台中心部のエクセルシオールでこの記事を書いています。ここ1ヶ月はミサイルの最新作の稽古に励んでいます(タイトル長っ!!)

最新作は、2021年に上演した『北天鬼神譚アクロオー 阿弖流為Z~Episode Final さらば愛しき人よ~』に連なる“みちのく超人伝説シリーズ第2弾“。平安末期に栄華を極めた奥州藤原氏。その幻の“0代目“藤原経清の生涯に迫ります。武長は主演です。稽古凄くハードだけど楽しいです。

来年1~3月、東北6県ツアーするので、みんなぜひ観に来て~~~~!!!(懇願)

<武長コメント>
そして今作が、劇団 短距離男道ミサイルの解散もとい「改参」公演。来年5月には劇団名を新たに、世界を見据えながら更に精力的に活動していく予定。

<鈴木コメント>
大みそかまで稽古があるというところからもそのハードさを推し量ることができます。
このフライヤーめちゃくちゃいいので、いろんな人に見てほしい。柱の男たちみたいになったミサイルの俳優勢の顔が並んでまして、それを開くと武長が小さく映った写真、という構成です。

それはそれとして、短距離男道ミサイルって名前、好きだけどねえ……。新しい名前になじめるのか心配。どうしよう、アルファベット一文字とかになったら。

<武長再コメント>
シアターカンパニー「M」とか??知らんけど。

◆総括

今年の出演本数は 42ステージ/年という結果となりました!何かのめぐりあわせなのか、今年は再演やレパートリー作品の上演が多め。また、アフターコロナ的気運もあり色んなところにお出かけできました。

ともあれ、あいかわらず所属劇団2つの営みでミッチリ埋め尽くされた1年間。そして、どちらの劇団もそれぞれ激動のタイミングを迎えています。みんなで強く生きよう…そう思います。

そうそう、あいれさん。若手演出家コンクール優秀賞、ホントにおめでとう!! めちゃくちゃ嬉しいよ~~~

<鈴木コメント>
ありがとう!!!謙遜でもなんでもなく、マジでみんなのおかげです。なぜなら、普通は「今度の劇は90分箱に入ってもらいます」とか言い出す演出家についてきてくれないと思うから。

<武長コメント>
そうすね。企画会議ではじめてアイデア聞いたとき、ちょっと正気を疑った、笑(でも、すごくやりたそうだったし良い作品だと思う)

そして、最後まで読んでくれてありがとうございます。みなさま、良いお年を!(武長)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?