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世の中に感じるいろんな「なんで?」を言語化していきます。教育関係が主になると思います。

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最近の記事

SNSの基本の「ほ」

基本の「き」では、【話し言葉】と【書き言葉】についての、基本的な特徴について、私なりにまとめてみました。 今回は、私が使ったことのあるSNSサービスそれぞれの、特徴と注意点についてまとめていこうと思います。 【メール】 メールは、書き言葉のコミュニケーションツールです。使う際は、基本的には書き言葉(メール)の作法があります。 ただし、スマホやケータイから送信するメールは、話し言葉の作法で書かれる場合もあります。 1対1、1対多、多対1など、様々なシチュエーションでやり取りさ

    • SNSの基本の「き」

      各種SNSの機能紹介はしません。 SNS全般を利用するに当たって、知っておいてほしいことを、私なりにまとめます。 まず、【話し言葉】と【書き言葉】の違いを理解しましょう。なお、SNSは【書き言葉】になりますので、その前提で読んでください。 【話し言葉】の特徴は、以下の通りです。 ・同じ空間にいる 基本的に、話し言葉は同じ空間にいる際に使われます。電話は距離はありますが、話し手と聞き手が空気感を共有しているので、同じ空間といえます) ・同じ時間を共有している 話し言葉で

      • オレが考える「新しい資本主義」

         岸田内閣の考える新しい資本主義政策を聞いてると、頭が痛くなりませんか。どちらかというと、昔の資本主義に戻っているのではないかと感じてしまいます。  働けるなら死ぬまで働け。そして、死ぬまで税金を納めろ。納めた税金は(主にお年寄りの)社会福祉に回す。お年寄りは大切に。教育には金をかけない。全ては「現行の制度を維持するために!」みたいな。宗教みたいですね(笑)  といった感じで、今の日本の資本主義をまとめてみましたが、よーく考えてみてください。これって社会主義??  でも、資

        • 子どもの成長を支える制度

          こんなニュースを目にしました。  そもそも「こども庁」は、縦割り打破の組織ではなく、今(とこれから)の社会に合わせて、子どもの成長を社会全体でしっかり支えていくための制度を作る組織、ではないでしょうか?  そこで今回は、私の考える、「子ども成長を支える制度(≒教育制度)」をつらつらと書き連ねてみたいと思います。  まず、今の教育制度が作られたのは、昭和の戦後の時期。これから戦後復興し、経済成長し、欧米諸国に追いつけ追い越せという社会情勢の中で作られたものです。その制度を

        SNSの基本の「ほ」

          データの発表の仕方-ランキング形式のエンタメ性の功罪-

           世の中には様々なデータがあり、様々な発表がなされています。そんな中、都道府県の魅力度ランキングが話題になりました。 そこで、ふと思いました。データをランキング形式で発表する必要はあるのかな?と。  ランキング形式にすると、当然ですが1位から最下位まで順位付けされます。1位になったら嬉しいでしょうし、最下位になったら悲しいでしょう。ここにランキング形式のエンタメ性があります。ランキングは、当事者も、それを見ている人にも、悲喜こもごもの「感情」を刺激すると私は考えます。  

          データの発表の仕方-ランキング形式のエンタメ性の功罪-

          選挙

          1.選挙についての当たり前なこと  選挙では、これから1~4年くらい先の、自分たちの生きる未来の社会をどうするか、自分で決めることになります。だから、きちんと投票しましょう。  候補者は、未来について語っているでしょうから、当選したら語ったことはきちんと実現してくださいね。  有権者は、選挙の時に候補者が語ったことを実行しているかどうか、1~4年間注目しましょう。組織(党や派閥)の論理に負けて、自分の節を曲げる人がいないか、チェックしましょう。次の選挙でその人を選ぶかどうか

          いじめ考4-本音と建前……不破雷蔵さんのコラムから-

           「いじめ考2」で、『「先天的な本能を、後天的な社会性で抑えていく」という構図が成り立ちます。』と述べました。  Yahoo!ニュースを眺めていたら、不破雷蔵さんの『「いじめはいけないこと」小中学生は9割以上が同意』という記事を発見。読んでみました。  後天的に、いじめはいけない・相手の立場に立って考える力は大切・思いやりは大事、という「知識」は伝わっているのだと思います。「知識」を「建前」と置き換えても構いません。  記事内で、不破さんはこうもおっしゃっています。

          いじめ考4-本音と建前……不破雷蔵さんのコラムから-

          いじめ考3-教育はどこで、何を?-

           第2回の後半、家庭教育についてのお願いやら、言及やらが多くなってしまいました。多くのご家庭では、家庭教育は機能していると考えます。  そんな中、飛び込んできたのがこのニュース。タイムリー過ぎて、勢いでいじめ考3を始めてしまいます(笑) 中国が〝しつけ〟を法制化へ 教育への介入強める共産党・政府 https://www.iza.ne.jp/article/20211019-A5NOBVKGPBPHZPZAK3ETH4J37Y/  さて、このニュースを受けて考えたいのは、教

          いじめ考3-教育はどこで、何を?-

          いじめ考2-人間の本能(残虐性)と社会性(相手を思いやる力)-

           いじめ考の第2回。「いじめ」と呼ばれる暴力行為、人格否定などの攻撃が発生する理由について考えていきます。併せて、それを抑えるために必要なことを考えます。  人間も動物なので、「本能」はあります。他の動物たちと同じように、弱肉強食の遺伝子も、先天的に受け継がれていると思います。子どものころ、「残虐」なことをした経験、ありませんか?私は、バスケットボールをドリブルしながら、アリをプチプチ殺したことがあります。今でも覚えていますし、酷いことをしたと思います。アリにしてみれば、い

          いじめ考2-人間の本能(残虐性)と社会性(相手を思いやる力)-

          いじめ考-1-「いじめ」という「ごまかし」

           「いじめ」という名の人格否定・殺人行為について、考えていく。様々な角度から光を当て、その実像を明るみにしていきたい。ただし、他の論文に当たるほどの時間はないので、あくまでもエッセー程度。自分の持っている知識をベースに、様々な視点から考察する。  まず、明確にしておきたいのが「いじめ」という言葉は、本来「俗称」だということ。「肩パン(強く二の腕を叩く行為)」などと同等。しかし、文科省や報道の影響(?)で、いつの間にか「公称」に変わり、「いじめ対策防止法」等、公の文書でも使わ

          いじめ考-1-「いじめ」という「ごまかし」