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#152 食べることができる言語化ができて一人前

眠いです。やっと感染症も落ち着きモードになり、安心してきているfumioです。おはようございます。

今朝のお題は、「食べることができる言語化ができて一人前」
正直、お題が言語化できていにので、私はまだまだと思います。

■食べることができる
 食べることができる=お金になる と思って頂くことでいいと思います。私の相談援助職の側から言えば、相談に来た方のモヤモヤを解消できることとになるでしょうか?

 相談に来てくれた方からすると、モヤモヤの解消ってどのような状態になるかというと、例えば、自宅で夫婦で生活していた両親のことで相談に来られた方で考えます。
・高齢な両親の2人暮らし
・夫が動けないが、しっかりしている。妻は、認知症の傾向であったが夫の
の言葉での誘導や依頼では「まちがい」や「自分のことができない」
・夫の体調が崩れる。妻に、依頼や誘導で行えていた家事全般とヘルパーの支援では生活継続が難しい
・相談者は、夫婦で遠方に居住しており自宅と親の家の往復も頻回にできない
と相談の内容を語って頂けます。

■語って頂いたことを「画」に換える
・夫が動けない状態について
年齢・疾患・要介護度・住所・医療についてを整理すると、夫はトイレ動作と食事は自分で行えていたが「妻の認知症がすすみ、家事の見守り・確認が必要になっている」(食事の準備・服薬・トイレの始末・洗濯)。その状態が頻回で負担が大きい。特に、トイレの始末が家を汚してしまう。
・妻の認知症の状態について
同様に、年齢・疾患・要介護度・住所・医療について整理しながら、夫の見守り・誘導・依頼などで食事・服薬が行えていた。しかし、片付けやトイレを汚してしまうことは、少なかった。しかし、食事は不定期に頻回に摂るようになり、服薬もできない時が増え、下痢・トイレを汚すことが増えた。
・朝、夕にヘルパーが入り、食事を妻と一緒につくり、排泄をすることとを一緒に行っていたが、それもできなくなっている。

食事を作ったものを用意して、一緒に食べて、服薬が行えていた場面が食事を摂ることが乱れ、服薬もできず、夜も起き出してゴソゴソ活動してトイレの心配などあり眠れないこと。

相談者も遠方で、買い物や泊りもできるが細かく生活を見守れない。

■生活の手続きの混乱を軽減する
 まず、食事と運動と睡眠のリズムを妻の生活習慣に寄り添って組み立て直すことから、始めましょう。と夫の体調と体力も一緒に検討する。
・妻の食事、服薬、睡眠、排泄の習慣を確認する
➡短い泊りのサービスで生活を確認できればいいが「泊り」への抵抗も検討して、「通う」サービスを導入してみる。
※「泊り」ショートステイ、「通い」デイサービス

朝は、食事の準備されたものを夫婦で用意・確認し、通いのサービスのスタッフが確認(食事、服薬、トイレ)し、日中は通いのサービスで食事と運動、入浴、排泄を担当する。
夕方は、通いのサービス職員の送迎から夫が見守り、ヘルパーが来るまで
付添い、ヘルパーが食事を一緒に準備し、朝の用意をする。

■当たり前に「てきる」を支えなおす
 この生活の手続きの軽減は、「生活の見直し」と支えるポイントの再確認の時期です。これをどのくらいの期間実行して、困難さが軽減するか、何かで更に代替するか?

 ご主人と妻に別の変化はないか?などを確認する作業があります。
できれば、生活全般を観たいので「泊り」のサービスを導入できる「段取り」を関係者で会議を行うこと。家族の支援、お金の問題は大丈夫か?の確認も行う。

■最後に、相談者からの語りの「画」はどうなったのか?
 「○○については、どうでしょう?」などの質問で、相談者の語りと「画」の変化を確認する。
 相談者からの「大丈夫です」とか「何とか、なりました」をそのまま流さないこと。「何が大丈夫にあったのか?」「何が何とかなって、何がならないのか?」の確認もしていくこと。

 この聴き取り確認の「画」がいくつ生活が崩れるポイントになっていくのか?そのポイントと兆しを洗い出して、家族や関係者と共有して確認を怠らない。

 こんな流れが「食べることができる言語化」と私は考えています。相談から具体的なプロセスを支えていくポイントを言葉にすること。かなり駆け足でつづりましたが、いかがでしょうか?

ことばにして、家族の気持ちに「そうか!ポンッ」と手をたたく感じがいいのですが。
 今日もありがとうございます。今日も良き日に(^^)/


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