令和6年度介護報酬改定における改定事項について ⑥
おはようございます。fumioです。
本日は、いつもと切り口を変えて、厚生労働省のメッセージを汲み取れ対応できるエリアに住んでいる高齢者とその家族は「損してない」ですよ。
を報酬改定から読み解きます。
※正直、ここまで読み解ける人みたこをないです。
今日お話しすることは、職場では70%できているけど、この発想で仕組み考え展開は、ここがお初です。
■医療と介護の連携なんだけど・・・。
まず、【参考資料1】令和6年度介護報酬改定における改定事項について
から仕組の部品を棚卸しますね。(掲載ページは省略)
「損しない」こととは、
➀低栄養で入院してくる高齢者
入院に至る高齢者は、家族が多世代でないこともありますが「食事がコンビニエンス」になり栄養の偏りや好きなものを好きな時に間食する習慣が(私も含め)できがったいる。栄養のバランスが悪いこと。
②口腔内の問題
歯科治療ができていないことができていないので、低栄養や他の疾患リスクへの影響をフォローできていない。
➂➀②で入院してバランスが良くなり体調がよくなっても栄養・口腔・運動が直ちに介入できず、自宅で生活が戻る前に体調を崩してしまう
④➀②の管理が家族や医療・介護関係者でシェアできていない
以上のことを自宅生活・サービス提供事業者・家族・かかりつけ医・医療機関でつなげていきましょう!というところに「加算」をつけ組織化・チーム化を図る改定です。
但し、一気にはできないので時間は必要です。
まず、高齢者の家族の方は、高齢者のかかりつけの歯科医を確認し(訪問で治療できるか確認)、居宅の介護支援専門員の方に教えてあげてください。
また、栄養はごはんや肉魚が手のサイズの量、油はスプーン1杯を1日どのくらいを食べているか、廃磨きの有無を確認しておきましょう。
介護支援支援門員の方は、アセスメントシートや情報提供書に普段の食事量の目安と口腔ケア内容を入れて、各事業者やケアプランに記載しておきましょう。
上記のことを行っておくと、サービス事業者とかかりつけ医が体調の管理がしやすくなります。
また、家族や介護支援専門員の方がケアプランの中に、日常の活動と参加についての情報やその活動を維持する起居動作、立位・移乗動作、移動(歩行)動作・排泄動作の維持レベルが確認し記載してあれば、その観点を注意しながら、今まで、現時点(自宅・入院・入所)、今後について疾患と生活を支える看護とリハと介護が導入できます。
※【居宅療養管理指導】は支給限度額外です。うまく使って家族のこんな専門職のパートはお願いし、依頼されたことを手間でも実施できれば、介護に伴い時間やお金のコストは抑えていけると思います。
また、医療機関と入所施設の連携(令和6年度介護報酬改定における改定事項について⑤:以下黒字の部分)はこれから3年の経過措置がありますので時間がかかるかもしれません。
今後は、詳しく国からQ&Aがでますので確認していきましょう。
↓以下の部品については、課題を今後綴っていきます。
・【居宅介護支援】
1.(1)① 居宅介護支援における特定事業所加算の見直し②
・【短期入所療養介護】
1. (3)③ 総合医学管理加算の見直し
・【訪問看護】
1.(3)⑦ 円滑な在宅移行に向けた看護師による退院当日訪問の推進
・【通所リハビリテーション・訪問リハビリテーション】
1.(3)⑧ 医療機関のリハビリテーション計画書の受け取りの義務化
1.(3)⑨ 退院後早期のリハビリテーション実施に向けた退院時情報連携の推進
・【居宅介護支援】
1.(3)⑩ 入院時情報連携加算の見直し
1.(3)⑪ 通院時情報連携加算の見直し
・【介護老人福祉施設、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護】
1.(3)⑯ 介護老人福祉施設等における給付調整のわかりやすい周知
・【介護老人保健施設】
1. (3)⑱ 所定疾患施設療養費の見直し
・【介護老人福祉施設、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、介護老人保健施設、介護医療院】
1. (3)⑲ 協力医療機関との連携体制の構築
1. (3)⑳ 協力医療機関との定期的な会議の実施
・【特定施設入居者生活介護★、地域密着型特定施設入居者生活介護、認知症対応型共同生活介護★、介護老人福祉施設、地域密着型 介護老人福祉施設入所者生活介護、介護老人保健施設、介護医療院】
1. (3)㉑ 入院時等の医療機関への情報提供
・【短期入所生活介護】
1.(4)⑤ 短期入所生活介護における看取り対応体制の強化
・【訪問リハビリテーション】
1.(7)② 訪問リハビリテーションにおける集中的な認知症リハビリテーションの推進
・【老人保健施設】
1. (7) ⑥介護老人保健施設における認知症短期集中リハビリテーション実施加算の見直し
・【通所リハビリテーション・訪問リハビリテーション】
2.(1)①訪問・通所リハビリテーションにおけるリハビリテーション、口腔、栄養の一体的取組の推進①
2.(1)①訪問・通所リハビリテーションにおけるリハビリテーション、口腔、栄養の一体的取組の推進③
2. (1) ②介護保険施設におけるリハビリテーション・機能訓練、口腔、栄養の一体的取組の推進①
2. (1) ②介護保険施設におけるリハビリテーション・機能訓練、口腔、栄養の一体的取組の推進②
【居宅介護支援、介護予防支援、(訪問リハビリテーション★、通所リハビリテーション★)】
2.(1)⑫ ケアプラン作成に係る「主治の医師等」の明確化
【介護老人保健施設】
2. (1) ⑬介護老人保健施設における短期集中リハビリテーション実施加算の見直し
【居宅療養管理指導】
2.(1)⑭ 居宅療養管理指導における管理栄養士及び歯科衛生士等の 通所サービス利用者に対する介入の充実
【訪問介護、訪問看護★、訪問リハビリテーション★、短期入所生活介護★、短期入所療養介護★、定期巡回・随 時対応型訪問介護看護】
2.(1)⑮ 訪問系サービス及び短期入所系サービスにおける口腔管理に係る連携の強化
【介護老人福祉施設、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、介護老人保健施設、介護医療院】
2.(1)⑱ 介護保険施設における口腔衛生管理の強化
【介護老人福祉施設、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、介護老人保健施設、介護医療院 】
2.(1)㉑ 退所者の栄養管理に関する情報連携の促進
2.(1)㉒ 再入所時栄養連携加算の対象の見直し
【通所介護、地域密着型通所介護、認知症対応型通所介護★、通所リハビリテーション★、特定施設入居者生活介護★、 地域密着型特定施設入居者生活介護、小規模多機能型居宅介護★、認知症対応型共同生活介護★、看護小規模多機能型 居宅介護、介護老人福祉施設、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、介護老人保健施設、介護医療院】
2.(3)① 科学的介護推進体制加算の見直し
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