昇給交渉

日本ではありえないと思うのですが、フランスでは昇給やボーナスなどは、こちらからお願いするのが普通だそうです。

幼稚園のお仕事の時給が二段階あり、私は安い方で3年目に突入したのですが、あとから入ったフランス人たちがみな高い給料から始めたというのです。
言葉に自身がありませんでしたから最初は安い方で仕方ないと思っていたのですが3年も経って、同僚に指示する立場にもあり、昇給無いのかなぁとずっと大人しく待っていたのです。
その話をしたら、皆に口を揃えて『自分から交渉しないと!むこうからは言ってこないよ!』と言われました。
なんてこと😱😱😱金くれーって言うなんてがめついと思っちゃうけどそういう文化なんですって‼️

それを聞いて早速のの日の夜、メールで交渉開始。様子をうかがう感じでまず話しやすいコーディネーターに相談。
『お給料って、あがらないんでしょうか。同僚の誰々に教える立場ですし同じ金額ではちょっと…』というニュアンスで。すると『お給料に関しては私はタッチしてないから、秘書にメールを転送してあげようか?』と返事が来ました。

厚かましかったかなぁとドキドキしながら過ごしていたら数日後秘書から直々に電話が来ました。とっさに怒られる😱と思ってしまう小心者。仕事に関しては自己評価が異様に低いんです。
結果は『コーディネーターやコーチの意見を精査の上昇給を認めます。しかし、年度途中では上げられないので来年度からです。』とのこと。心底ホッとしました。

欧米は本当に自己主張の国です。厚かましいくらいでないと生きていけません。ダメ元で言ってみても悪く取られないので、次回からは遠慮せず交渉し…たいなぁ。出来たらいいなぁと思いました。

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