幼稚園にも個性がある

今年度は3つの幼稚園を担当しています。

授業が始まる前にそれぞれの幼稚園へ行き、園長先生、クラスの先生、ヴァイオリンの状態チェックをしました。

幼稚園A、B、Cと言うことにします。

幼稚園A(一番小さな幼稚園)

4クラス構成幼稚園で、驚いた事に、2学年が混ざっているクラスが有りました。

内訳は、年少さんのみのクラス、年少•年中さん半々のクラス、年中さんのみのクラス、年長さんのみのクラス。年中さんは合計35人。

年中担任の先生方はこのプロジェクトに乗り気で、私の事も笑顔で受け入れてくれました。日本語の歌も教えてほしいと、異文化にもオープンでした。

第一印象は「人懐っこい」でした。

幼稚園B(中規模の幼稚園)

6クラス構成の幼稚園ですが、こちらも2学年混ざったクラスありでした。

内訳は、年少さんのみクラス、年少•年中さん半々のクラスが2つ、年中•年長さんのクラス、年長のみのクラスが2つ。年中さんは38人いました。

園長さん不在。クラス担任の先生方はお昼休憩中ということもあり、買い物に出ていて、一人しか会えませんでした。所在なく、そわそわしてしまいました。

第一印象は「個人主義」でした。

幼稚園C(一番大きい幼稚園)

唯一混じりっけのないクラス構成で、年少クラス×2、年中クラス×2、年長クラス×2の6クラス構成です。年中さんは計50人。

園長さんが暖かく迎えてくれ、担任の先生方もきちんとしていました。教育熱心、スピード感がありました。校舎も大きく、迷子になりそうです。日本の学校に雰囲気が似ていてちょっと緊張しました。

第一印象は、「真面目な学校」でした。

さて、3校合わせて122人の生徒を持つことになります。名前と顔を覚えられるのか心配ですが、現場をみてワクワクしてきました!

実は私はフリースクール育ちで、幼稚園は短期間しか行きませんでした。小さすぎて、よく覚えていませんが、記憶を辿って、ネット情報も参考にしながらフランスと日本の違いもご紹介していきます。

各幼稚園でヴァイオリンの状態も確認したのですが、寄付された物ですし良いものは期待していませんでしたが驚きの連続でした。

弦が入れ替わっていたり、ニスが弦にもかかっていたり、駒がずれていたり、弓を張ったらそれだけで折れてしまったり。全部のヴァイオリンを調弦するのに何時間かけたことか。でも、フルサイズのヴァイオリンから始めた私にとって分数バイオリンのかわいいこと!文句言いながらも、とても楽しい時間でした。

今日も読んでいただきありがとうございました!

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