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地方に魅せられて起業を決意!ColorWiTh株式会社 代表 若色広大

【若色広大(わかいろ・こうだい)】
千葉県柏市出身。北海道移住、海外留学経験を経て、新卒でコカ・コーラボトラーズジャパン株式会社へ入社。
入社1年で新人セールス賞受賞、3年でエリア課長就任を達成。転職先の株式会社パソナでは、顧問やフリーランスを業務委託紹介する新規事業に従事。
年間MVPなど複数受賞を経験し、社内新規事業に応募。シェアリングエコノミーに特化した新規事業を社長直轄にて複数立ち上げ黒字化。
その後、日本全国地場産業を盛り上げる為、株式会社トレジャーフットへ事業部長(統括責任者)として参画。その傍ら、個人でも10以上の企業へ業務委託として業務をこなす。
2022年11月に企業様が実現したい『要望』を0からでも二人三脚で実現させる会社を作るべく、高橋と共にColor WiTh株式会社を創業。主に営業全般/全体の戦略立案(フロントサイド側)/事業連携/広報をメインに担当する。

大手→ベンチャーの経験がどの世界でもNo.1を取れる自信に繋がった


ーーこれまでの経歴について詳しく教えてください

出身は千葉県ですが、北海道移住やオーストラリアへの留学経験を経て、新卒でコカ・コーラボトラーズジャパン株式会社へ入社。入社1年で新人セールス賞を受賞、3年でエリア課長に就任。営業で300人中2位の成績を残しました。

当時のエリア統括よりMVP賞をいただきました

更なる成長を志す為、Color WiThを共に創業した高橋との出会いのきっかけとなる、株式会社パソナ(現:株式会社パソナJOB HUB)へ転職。転職当時は、無形商材営業のスペシャリスト(社内営業No.1)になる、且つ経営者向け営業で経営者目線を身に着けたい一心でした。

パソナには約5年在籍しました。
初めの2年は顧問やフリーランスを業務委託紹介する部署(当時パソナ顧問ネットワーク)で経営者向け営業を学び、営業MVP、年間MVPなど複数受賞することができました。
3年目以降は、顧問事業のマネジメントと併行し、高橋と共にパソナ社長直轄で新規事業部署を立ち上げ、顧問事業と兼務する形で年に1つずつ事業を立ち上げていきました。
在籍中に立ち上げた3つの事業は全て黒字化を実現し、忙しいながらも充実した毎日でした。

その後、日本全国地場産業を盛り上げる為、株式会社トレジャーフットへ事業部長として参画し、複業人材マッチング事業を立ち上げを経験。当初3名だった組織を30名に拡大し、会社全体の売り上げの約40%を一人で創出したこともありました。
昨年11月に、全ての企業様が抱いている『要望』を0から共に実現させるため、高橋と共にColor WiThを創業した、という経歴です。

ColorWiTh創業に繋がった「地方生活」


ーー北海道居住経験があるとうかがっています。そこで学んだことや現在の事業に繋がっていることはありますか?

母親の実家が元々北海道にあったのと、父親の転勤が重なり、小学校3~6年まで札幌市内で過ごしました。
関東でずっと生活していた私にとっては自然環境もそうですし、人の良さの違いにも驚きでした。道民の方々は新しいものを受け入れる度量もあり、また大陸的な性格もあり、自由な発想と細かいことは気にしない精神の人が多いのが特徴でしたね。

「細かいことは気にせず、やらない後悔よりやって後悔したい」という私の性格は、北海道でのおおらかな生活を経験したことが影響しているように思います。
今でも事業立ち上げの構想時に型にとらわれない自由な発想が複数浮かんだり、物事をネガティブではなくポジティブに捉える習慣は、北海道での居住経験が活きていると思ってます。

大手飲料メーカーに新卒入社!学びの多い営業生活を送る


ーー新卒でコカ・コーラを選択した理由は何ですか?

飲料業界No.1の企業で有形商材営業No.1の営業を目指したかったからです。どうせ入社するなら国内TOP企業でTOPを目指したいと思い、入社を決めました。

コカ・コーラ同期全員での集合写真(私はどこでしょう?)

実はコカ・コーラ入社には、印象的なエピソードがあって。
私が選考を受けているとき、東日本大震災の年だったため、新卒採用人数も極度に減らされ、説明会にも応募することができませんでした。何度連絡しても応募不可だったため、会社に直接電話し、人事に繋げてもらい、立ち見でも良いので説明会に参加させて欲しいと頼み参加させていただいたことが、そのまま内定に繋がったことは忘れません。


ーーコカ・コーラでの仕事はどうでしたか?

入社した当時、社内でも花形ポジションである自販機新規開拓部門に配属されましたが、ここではかなり苦しみましたね。
それもそのはず、教えられたことは名刺を持って、他社の自販機を見つけたら飛び込んでオーナーを見つけ、入れ替えてこい!のみなんです(笑)。
さらに配属された営業所は都内の某区で、昔ヤンチャだった先輩方が配属されてきた部署とのことで…。昭和にあったような体育会系な経験もしました。

当時の体育会系先輩たちとの初ゴルフ

仕事については、まずは感覚を掴むしかないと思い、人の5倍の行動量で動きましたね。普通の人が1日20件飛び込むところを1日100件飛び込んで感覚を養い、他社の動向〜セールスポイントまで3ヶ月で一気に頭に叩き込みました。

千葉ロッテマリーンズ法人担当時

その結果、入社1年で新卒MVPを獲得。2年目で新規部署でもある市場開発課に配属され、3年目で準MVP受賞。4年目に利根コカ・コーラエリア(東京除く関東全域)の開発課長に命じられ、法人では千葉ロッテマリーンズなども担当。1年で統括部長よりMVP賞をいただきました。

コカ・コーラ時代の4年6ヵ月で学んだことは、

①行動量=成果に比例
②クロージングまでの勝ち筋は感覚で理解する
③習うより慣れろ
④自分の環境を楽しむことが成長に繋がる
⑤仕事に年齢は無関係

これらが学べたことが、今の会社経営にも繋がっているため、貴重でかけがえのない時間を過ごせたことに感謝しかないです。

メーカーから人材業界への他業種転職を経験


ーー順調な中、パソナへ転職した理由は何でしょうか?

パソナ無形商材営業のため、チャレンジしてみたいと思ったからです。
同じく人材業最大手のリクルートではなくパソナを選んだ理由は、パソナの新規事業に顧問事業部があることを知り、「人事」のみへのアプローチではなく、短期で自身を成長させるためにも「経営者」へアプローチを図れる顧問事業でトップを目指そうと考えたからです。

パソナ顧問在籍時の最強チーム


ーーパソナではどんなことをしていましたか?

顧問事業は「経営者が抱えている課題を解決出来る人材を業務委託にて紹介/仲介する仕事」なので、経営者の課題をヒアリングして文字化出来ないと営業として成り立ちません。
現にこれができず、途中退職される人も少なくなかったです。

そんな中、お給料をいただきながら様々な経営者と議論でき、M&A、上場、新規事業、人事制度構築…と支援も多岐に渡るものが多く、1~2年の短期で経営者目線で物事を考えられるレベルに自身を成長させることが出来たのは、大きな収穫でした。
この事業部でAnother worksの大林社長にも出会い、共同代表の高橋にも出会えました。

成果としては1年でチームリーダー、2年で営業MVP、3年で顧問事業部チームマネージャー/新規事業開発責任者(高橋との事業)兼任と1年毎に昇進。
仕事人生においても、この時の成長過程がかなり起点になっており、トレジャーフットにジョインして1年で会社の売上げを1億(昨対比2倍)を達成。
パソナを退職するのと同時に、複業クラウドへ登録してから仕事依頼が急増し、今までの経験/知見を元にここ2年で10~15社業務委託で関わらせて頂き、企業成長に携わらせていただきました。

今後も自身を必要としてくれる企業の為、ノンストップでスキルアップを目指します!

トレジャーフットに参画。ColorWiTh創業までの経緯


ーートレジャーフットにはどのような経緯で参画したのでしょうか?

パソナ在籍時に私の友人からトレジャーフットを創業したばかりの田中社長からランチに誘っていただいたことがきっかけです。
当時、「地方をもっと豊かにする為の人材事業を作っている会社はまだ存在しないから、ここに焦点を当てて事業化出来ると絶対面白い!」と意気投合したのを今でも覚えてます。

その後、すぐに業務委託として関わらせていただくことになり、事業の礎を共に作ることに。
売り上げもある程度落ち着いてきたのもあり、社員を増やそうというタイミングで営業統括としてジョインして欲しいという話を受け、当時パソナで事業立ち上げをしていた高橋に相談したところ、高橋もトレジャーフットに興味を持ち、結局後からジョインすることに。

祝!売上げ1億達成!
トレジャーフットの皆さま

当時はベンチャーということもあり、どうやって顧客アプローチするかを0から考える日々でした。全員でテレアポもしましたし、ウェビナー、インターン活用、アポ代行会社を複数活用しマネジメント対応もこなしました。

業務委託含め30名を超えるまで、共に事業成長させてきましたが、支援させていただいた様々な企業様から「若色くんに事業立ち上げして欲しい」「外部経営企画として参画して欲しい」というオファーを複数いただくようになりました。
もっとスピード感を持って様々なことにチャレンジしたかったのと、地方へ貢献したいという気持ち、また起業するなら30代前半で!と決めていたので退職を決意し、自分で会社を立ち上げることにしました。

まず自分で会社やってみようって思ってましたが、私より先に高橋がトレジャーフットを家庭都合で退職しており、私も退職して起業しようと思ってると伝えたところ、高橋も「起業したい思い」や「自分が当事者になって地方を盛り上げたい」と考えていたことが分かり、意気投合し、共同代表で会社を作る流れとなりました。

起業してなお感じますが、トレジャーフットでの経験には感謝しています。
地方企業のニーズについても明確に把握出来る良い機会でしたし、裁量決定権もいただいており自由な発想で仕事に取り組むことができました。
営業総責任者として1年以上任せていただけたことで、更なる成長を遂げられたと思ってます(特に代表とは創業時から二人三脚で成長させてきた為、感謝しています)。

共同創業・高橋への想い


ーー高橋さんとの共同創業ですが、高橋さんについての他己紹介をお願いします

私の高橋への第一印象は、「誰にでも良くも悪くも優しすぎる」です。決して悪口ではありません(笑)。
また、外部折衝より内部折衝が得意なタイプで、面倒見が良い。あまり自分の意見を押し通すタイプではないけれど、時運の野心がしっかりあって、したたかに自分のやりたいことを押し通せるタイプです。

最高の笑顔で共同創業高橋とカメラ目線

私が唯一背中を預けられるパートナーであり、感情的になる私を止めるストッパーで、プライベート含めて全てを話せる存在。パソナから今まで、若色と高橋で商談/提案が出来れば8割受注の数字が出る程、無敵のパートナーだと自負してます。

ColorWiThでは、私が外部折衝全般を担当し、高橋が内部折衝全般担当と、役割分担しています。
2人揃えば大体の業務が網羅出来る状態をパソナ時代から築けていたため、新規事業を立ち上げた時に相性が極めて高いことは分かっていました。
お互いの得意分野が全て異なるため、会社を作る際に背中を預けられるのは、高橋しかいない!と今でも思っています。

そして共に地方での生活経験があるからこそ、地方創生を目指す思いが根底にあります。
これだけ人材サービスが乱立している世の中で、一見レッドオーシャンのようですが、日本の首都圏に人材が偏り過ぎているため、未だに地方ではハローワークを活用し、人材が枯渇している状態なのが事実です。それを互いに何とかして解決したいと思っていたことが、共同経営へ踏み切ったきっかけです。

最後に


ーー今後の目標を聞かせてください

その日、一番の笑顔です

個人としては、企業にとっての唯一無二の存在でありたいです。
「若色さんだから支援をお願いしている」という企業を今後も増やしていきたいですね。企業に求められるよう自分を成長させたいので、更なる成長に繋がる仕事であれば、経営と並行して別の仕事も受けてみたいと思ってます(勿論本業との兼ね合い次第ですが)。

会社を創業した今は、自分をブランド化することにも注力していきたいです。自分自身のブランド化が完成すれば、会社としてのブランド化にもそのまま繋がりますからね。

最終的な個人目標として、47都道府県に顧客ができたら本を出版してみたいですね。
私たちのように、率先して企業の要望/課題を的確に把握し、企業側から確認されずとも率先して行動を心掛け、企業のパートナーとして認めてもらえる働き方を身に付けられれば、全ての仕事に転用できます。
これから終身雇用の時代から大きく変わっていくと思うので、自身で働ける環境が多くあること、挑戦出来る環境がすぐ近くにあることを伝えていきたいと思ってます。

ーー会社としての目標はありますか?

会社としての目標もまずは47都道府県制覇です。
そのためにもまずは、地域ごとのColorを早く把握できるよう尽力します。我々の事業上、どちらかが倒れると片方の業務負荷が倍になるので、体調管理は徹底が必要です。
また更なる新規事業についても模索してこうと思ってます!
ゆくゆくは、業務委託(複業)での働き方に関するオンラインコミュニティを作り、ノウハウやスキルを広めていきたいです。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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