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2コマ打ち

「どうしてもアニメの動きがなんだかせかせかする」という問題をずっと気にしており、単純に撮影のときに動かす幅の忍耐力が足りないせいだと思っていたのですが(足りないのは確かだが今回はいったん横に置き)、いろいろネットでアニメーションのhow to的な記事を読んでいくと、どうもそれだけではないということが分かりました。

アニメーションには1コマずつ撮影する1コマ打ち、2コマ同じ画像を続けて撮影する2コマ打ち、初期のテレビアニメの撮影で編み出された3コマ打ちなどがあり、画像を1コマずつ動かす以外の方法があるということを知りました。

先週撮った「銀紙マン」のアニメがあるので、単純に全コマコピペして連番を振り直してプレミアに取り込み、コマ数を2倍と3倍のアニメを作ってみることにしました。

↑ 前回の銀紙マン(1コマ打ち)

↑ 2コマ打ちバージョンの銀紙マン

2倍にしたものが一番見やすく、3倍ではちょっとカクカクしてぎこちない感じがしました(3コマ版の動画はいまいちだったのでチェックだけして消してしまったのでありません)。3コマ打ちの動画を自然に見せるためには“オバケ”を効果的に組み合わせるのがいいんじゃないかと予想しています。
1コマずつ撮影した最初のアニメは、1コマの切り替わりが早すぎるためにせわしない印象があったのだなと思いました。思えばいままでのGIFやコマ撮りもすべて1コマずつなので、それがせわしなさの原因の一つだったのかも。時間のある時にでも2コマずつにして検証してみましょう。

おそらくもっと動かす幅を小さくすれば、1コマずつでもいい感じに見えるのだとは思いますが、その感覚を身に着ける覚悟を決めて、リソースを充分割けるときに練習してみるのがいいのかもしれません。

また、1つの作品中で1コマ打ち、2コマ打ち、3コマ打ちをシーンによって使い分けるということもあるようです。
確かに効果的に使いこなすことができたら動きにメリハリがつけられそうですね。

今週は仕事が多かったのであまり新しいことができなかったのですが、ひと段落して、お盆で時間があるので、また新しいアニメを作ろうと思います。

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