家系ラーメンの世界
「サウナ散歩家」などと称し、週に5日の安息日にはそちこちのサウナ施設を渡り歩き、「サ飯」(サウナ飯)だなんだと云って主に濃ゆいラーメンを食べ歩いたりしている。
この日は横浜市の青葉台という町に降り立ち、サウナ前にラーメン。「横浜ラーメン 北村家」さんであった。
いわゆる「家系ラーメン」です。たいていの店が赤い看板に白文字で屋号の「◯◯家」と掲げており、都内では数多く見かける。
1つの駅に3店ある例もあり、下手するとマクドナルドより増殖してるんじゃないだろうか。二郎系ラーメンと並ぶ関東2大ラーメン勢力の1つである。
ビジュアルはこんな感じ。トッピングにほうれん草と海苔。独特の匂いの豚骨醤油スープに中太の麺。無料のライス(お代わりも無料の店が多い)を提供している店が多く、カウンターにカッパの漬物が置いてあるのがスタンダード。
お好みを必ず訊かれるので、麺の「硬さ」・味の「濃さ」・スープの油の「量」を伝える。いつもの私の例だと「かため・普通・少なめ」となる。
二郎系ラーメンに比べるとまだフレンドリーで分かりやすい呪文だ。店によってスープ・麺・チャーシュー・その他トッピング等に様々な系統・流派が存在する。
横浜のご当地ラーメンでもあるのかな。関東近県以外にもあるのかはよく知らないけれども。
初めて食べた当初は、ラーメンにほうれん草が乗っている&ラーメンにご飯が付くことにすこぶる違和感があったものであるが、今はそこがいい。
ライスが有料だったら必ず追加するし、「ほうれん草増し」をよくやる。そのライスには卓上調味料の豆板醤を乗せたりスープに浸した海苔を巻いたりする。
卓上調味料はおろしにんにくと白ごまもマストである。私の場合、残り 1/3 くらいになったらスープにお酢を投入して「味変」させたりします。
しかし美味かったな・・宇宙を感じる。。