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他者と線を描く

narukkkoさん、お手紙ありがとうございます💌

BGMを聴きながら読ませていただき、「ハワイ暦の新年」にぴったりのフレッシュであたたかい流れを感じました。

そして、ご自身と会話する方法を教えていただきありがとうございました!

毎朝のヨガとフェルデンクライスメソッドのお話、共感しながら読みました。同じ動きをしてもからだが返してくる反応って本当に違いますよね。そして、そんなふうにからだの声を聞くとき、自分自身にかける言葉もすーっとしみ込んでくる気がします。

対話の場として海を眺めに行く習慣、とてもうらやましいです…!海と陽の光がつくり出すグラデーションってどうしてあんなに心をとらえるんでしょうね。自然の中にいると、不思議と心の中を見つめているような感覚になりますよね。

narukkkoさんが探求されている「観察と気付き」のプロセス、これからもたくさん聞かせてくださいね。その表現方法も気になります。

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さて、ご質問いただいた「深めたいと思っていること」について。

今、「人生のプロセスを信じ、他者と線を描く」ことを深めたいと思っています。

またしても磯野真穂さんの本(宮野真生子さんとの共著)なのですが、先日「急に具合が悪くなる」を読みました。

不治の病を患いながらも、最後まで数値で示される可能性に巻き取られずご自身の生を全うされた宮野さんと、「患者/元気な人」という型を超えて、一緒に線を描き続けた磯野さんの関係性に胸を打たれました。

たまたまその時に出会った人と、何気ない会話から関係が深まり、気がつけば一人では見ることのなかった景色を見ている。

そんな可能性を信じ、身を委ねられる人生って豊かだなぁと感じました。

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振り返ってみると、私自身は試験前に一人でこっそり猛勉強をするような子どもでした。

仲の良い友人はいたけれど、目標に向かうにはひたすら一人の時間を作って黙々と努力することが大切だと思っていました。

けれど、パートナーの転勤や自分のからだのことなど、コントロールできない要素が増えてきた時に「一人で計画を立ててひたすらそれに向かっていく、という生き方はもう難しいんだ」と気づいたんです。

それから試行錯誤してきた中で、今年は特に誰かとの出会いから前に進んできたことが多くありました。

今所属しているオンラインサロン「WaseiSalon」内の企画がきっかけで選書とコーチングのサービスを始めたり、「CMW」という講座から、カウンセリング領域を学び、サービスをアップデートするきっかけをいただいたり。

こうやってnarukkkoさんと往復書簡させていただいていることも、本当に良いご縁をいただいたなぁと感じています。

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一人では勇気が出ないことも、温かいまなざしや優しいエールがあれば、一歩進みたい方向へ踏み出せるかもしれない。

そんな風に人と関わりながら、一緒に線を描いていきたいと思うのです。

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2020年も最後の月になりましたね。12月は一年歩んできた道のりからしっかり収穫をし、祝うように過ごせたらと思っています。

narukkkoさんはこの一年を振り返って、どんな実りを感じていますか?また、ご自身にどんなごほうびの言葉をかけてあげたいですか?ぜひ聞かせていただきたいです。

それでは、今宵も素敵な夜をお過ごしください🌔

今日の飲み物:ホットワイン
今日のBGM:「Revive / 小瀬村晶&haruka nakamura feat. 太田美帆」



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