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マイストーリー vol.2〜アドラーとの出会い

私が「アドラー心理学勇気づけ」を
多くのお母さんたちにお伝え
して、

〈子育ても楽しく、自分の自己実現も目指す!〉
そんなお母さんたちをサポートしたい!

と思うようになったストーリーを綴っています。

今回はその2回目


長男からの反撃開始?


前回は毎日毎日子どもたちに指示命令で
怒りまくっていた2012年頃までの私の話。

さて、小5になった長男からの反撃開始です。

正確に言うと、本当は小5になる前から
小さな反撃は開始されていたのです。

でも、私がそれに気づきたくなかったの。

だって、反撃というか、
「反抗される母親」って、
子どもに言うことをきかせられない
「だめなお母さん」だと思っていたから。


そして、これは学んで、
後から自分で気づきましたが、

本当の根っこにある思いは、
「悲しい」だったんです。

「反抗」されると
「自分を否定された」ような気持ちになって
「悲しかった」んですね。

母としてのプライド
ズタズタ、そんな感じです。

だからそれを自分でも気づかずに
気づこうともせずに、
相手=子どものせいにばかりしていました。

そして、反抗されたら、
キーっと怒って「バトル」!

すでに長男も「関心ひき」レベルから
「主導権争い」レベルになっていたので

(そのあたりについてはまたどこかで語ります。)

お互いにひかないし、
ほんとに激しくバトルしていました…。


小さいころから自分の主張が激しくて
児童館に行ってもおもちゃは奪う、
その度、お友だちやママ友に謝ってばっかり・・・

自分の人生では
人に迷惑をかけてはいけない!と
頑張ってきたし、
自分が頑張れば認めてもらえるし、

なのに、なのに、
なんでこの子のせいで
私は人に謝ってばかりいるんだろう
という思いがあり、
長男に怒ってばかりいたのです。


そして、5年生になり、
色々ありました…。

人に迷惑をかけることも
たくさんありました。

この頃、結構高圧的だった
夫のせいにしてみたり。

でも、夫には口では言い負かされる。

私は子育ての軸も持っていなくて
どう対応するのがいいのかわからず、
夫と長男の間で右往左往。


もうどうしたらいいのか
わからない~~!!!

そして、「子育ての正解」を求めて
検索してたどり着いたのが

「アドラー心理学」だったのです。

(結局、「正解」はなかったけれど、
私の中に確固たる「子育ての軸」は
できました。)

検索したブログなどには、
「褒めない怒らない勇気づけ子育て」
とありました。

怒らないはわかるけど、
褒めないの???

(そのことについても
またどこかで!)

興味津々で
いろんな方のブログなどを読み漁りました!


そして、あれ?あれ?

これまで長男や夫や
周りのせいにばかりして、
私は悪くない!怒らされてるだけ!
なんて思っていましたが・・・


もしかして、何とかしなくちゃいけないのって
私なの??

と思ったのです。


そして、直接講座で学びに行くことを決意!

子どもたちを夫に預けて
ブログの世界の人の講座に行くことも
当時は京都から大阪に行くことも
私にとってはかなりのハードルでした(笑)

それまでは学ぶのも「近い」というのが
選ぶ基準でしたから。

アドラー心理学との出会いは
長男がくれた「ギフト」


そして、出会ったアドラー心理学の学び。


最初に受けた「ELM(エルム)講座」での
目から鱗な考え方の数々!!!

もうそれまでの私の40年以上の人生、
私は何をしていたんだろうと
本当に恥ずかしくて関わってきた人たちに
申し訳ないと穴があったら入りたいくらいの
衝撃でした!

けれど、落ち込むのではなく、
「そんな考え方があったんだ~!」と
とっても心が軽くなり、帰りの道中も
小躍りしてスキップしたくなるような
そんな気分でした。

まさに新しい私に
「生まれ変わった瞬間」でした。

とはいえ、それまで
指示命令ばかりで怒ってばかりいた私。

すぐに長男との関係性がよくなる訳はなく(笑)

そこから信頼関係を取り戻すのに
数年を要しました。

さらには、夫婦関係でいえば
子どもたちのことが落ち着いてきて
やっと最近かな、と思いますが、
私が主導権争いのリングからおりることで
本当に夫も怒らなくなり、
毎日笑い合えるようになりました。


心の仕組みを学んだからと言って
すぐに現実が変わるわけではありません。

知る→やってみる→わかる→できる→している

のプロセスが必要です。

ただ、このプロセス、一人では
くじけそうになるし、なかなかそれを
「継続」するのが難しいのです。

けれど、私はとてもよき
メンター、そして、仲間に出会えました。

はじめてのアドラー心理学との出会い
「ELM講座」で出会った原田綾子さん

綾子さんのELM講座だったから、
こんなにも魅力的に私の心に響いたのだと思います。

そして、そこで出会った仲間たち。

綾子さんと仲間たちとの出会いにより
学びを継続しながら実践し続けられた。

だから、学びができるに変わっていきました。

その存在がいなければ
私は「アドラーを伝える」ということを
仕事にしたり、ここまで継続していなかったでしょう。


その後出会った日本における
アドラー心理学の第一人者でもある
ヒューマンギルド代表 岩井俊憲先生

先生のもとで「アドラー心理学」についても
深く学び、
そして、人としてのあり方についても
いつも学ばせて頂いております。


そんな大切なメンターと仲間たちとの出会いにより
私は今ここにいます。

でも、忘れてはいけないのは
そこにたどり着く原点をくれたのは
「長男」なのです。


まぎれもなく
長男は母としての私の器を広げるための
「ギフト」を私にもたらしてくれました。


さて、「マイストーリー」ラスト
vol.3に続きます。

よかったら最後まで
お付き合い頂けると嬉しいです♪

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