誰かを応援したいなら、まずは自分を応援しないとな、と学んだお話

「コーチングマインド」という言葉を聞いたことがありますか？

「答えはクライアントの中にある」
「クライアントの可能性を100％信じる」

クライアントの可能性を信じ、
クライアントの意思を最大限尊重する、
それが「コーチングマインド」です。

私はコーチングを学び始めた当初から、
このコーチングマインドに魅了され、
クライアントの存在そのものをリスペクトしているコーチングが
大好きになりました。

自分が行うコーチングセッションにおいても、
「この時間は○○さんのための時間です」
「心の底から応援しています」そんな言葉で、
コーチングマインドをお伝えしてきました。

でも、本当の部分で、応援は出来ていたのだろうか、
そんな疑問を抱くことがありました。

先日のコーチングセッション。
コーチング自体初めてのクライアントさん。
「私なんかがコーチングを受けていいのかなあ？」
そんなことを話していた方でした。

自分の気持ちを表に出すことに慣れておらず、
「分からない」「どうなんでしょう？」と、
なかなか自分の深いところまで問いかけることに
時間がかかっているように見受けられました。

私は正直なところ、焦っていました。
クライアントの想いが分からない。
問いかけをしても、どうにもかみ合わない。
企業様案件ということもあり、
ここで結果を出せば次につながるかもしれない。
そんな個人的な思いもありました。

その結果、自分でも気づかない思いが生まれていました。
「私がなんとかしないと」
「役に立たないと」
「契約期間で結果を出さないと」

もうこの時点で、コーチングマインドが無くなっていました。

クライアントの可能性を100％信じるなら、
「私がなんとかしないと」ではないですよね。
すべてはクライアントがすること、それができるとコーチは信じる。
クライアントが考えたり行動したりすることを、
コーチは心の底から応援しなければいけないのに、、、

「私がやらねば」思考になってしまった私は、
当然なにもできることはなく、段々と自分への信頼が
無くなっていきました。

「あなたを100％応援する」そんな私の言葉は口先だけで
応援する覚悟が出来ていなかった気がします。
相手を信じること、そもそも自分を信じること。
その覚悟ができていなかった。

自分自身のことを応援できなければ
人のことを応援することもできないよな。
私にとって心痛い経験となりましたが、
大切な覚悟に気づくことができた貴重な経験にもなりました。

一歩ずつ一歩ずつ。

私頑張れ！私できる！
だからあなたも大丈夫！一緒にがんばろー！

自分も相手も、本当に心の底から応援できる
そんなコーチになりたいなと改めて思いました。

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こんな私ですが、コーチングサービスを提供しています。
一緒に頑張りたい方、是非ご連絡お待ちしています。