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『おとな』とは。

成人年齢があがり、法律的には18歳になれば成人。
一般的に早い人は高卒の19歳になる年から働き始め、
20歳で成人式があり、
大学生は23歳になる年から社会人。
それから結婚したりしなかったり。
中には親になる人もいる。

私は、高校•大学を卒業後に社会人になった。
そして社会人2年目に結婚、3年目で妊娠、
4年目は産休育休をいただき出産、母になった。

振り返れば、20代は毎年ステップアップしていた。

でも、『おとな』になれているのかはわからない。
年齢だけは重ねている、そんな気がする。


自分の良さを見失った1年目

学生時代は、間違っていると思えば相手が誰であろうと
はっきり物申していた私。
それが自分の良さでもあると思っていた。
ただ、社会人になってからというものの、
「出る杭は打たれる」ということを
これでもかというくらい経験し、
1年目で心が折れてしまった。

「こうすればもっと良くなると思うのに」
「こういう考え方もできるのに」

そんな風に思っては、言葉を飲み込んだ。

それでも自分の信念は見失わなかった

ただ、その時その時感じたことは間違っていなくて
自分の信念は持ち続けて取り組んでいれば
意見を求められるようになった。

何年目であろうと、自分のできることを
しっかり考えて取り組んだ。

どれだけ当たられたり、辛い思いをしても、
相手に対する態度は変えなかった。

そんな姿勢が認められたのか、
年数を重ねていくことに
どんな場面でも言葉を受け取ってもらえるようになった。


「おとな」と「こども」


何が違うかと言えば『経験量』と『責任の重さ』だと思う。

『人間性』は
「おとな」だから完璧なわけではないし、
「こども」だからわからないわけではないし、
関係ないと思う。
ただ、社会に出たときの『経験量』×『責任の重さ』が
「おとな」にはついて回ってくる。

だからこそ、「こども」は「こども」でいれる間に
思いっきり失敗をして、経験をして、楽しんでほしいと思う。
それがいつの日か糧になる瞬間があると思うから。

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