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愛着

この服、愛着があって…
何気に使っている言葉、実に深い意味が潜んでいるのです。
愛着…
安全な母親のおなかの中から生まれてきた赤ちゃんは不安でいっぱい…
生れ落ちて泣く一声は不安の証。
赤ちゃんは泣くことで訴えています。
お腹が空けば泣く。
オムツが濡れたら泣く。
何処かが痛ければ泣く。
泣けばすぐに飛んできて抱き上げてくれるママ。
優しく微笑んで見つめてくれるママ。
すぐにオッパイを与えてくれるママ。
すぐにオムツを変えてくれる。

赤ちゃんは、愛されていることを感じます。
愛されるに値する存在を感じとります。
自分が生まれてきてよかったことを感じます。
ママに絶対の信頼を寄せます。

そして、ママも赤ちゃんが安心して甘えていることを感じます。
この子が可愛くてかわいくてたまりません!
この子を命を懸けて守ろうと思います。

このことを≪愛着関係≫と言います。

この逆のケースを想像してみよう。
赤ちゃんが泣いてもすぐに飛んで行かない。
お腹がいつも空いている。
オムツがいつまでも濡れて気持ち悪い。
熱がある、お腹が痛い。
うるさそうに乱暴に抱き上げる。
オッパイをあげる時もめんどくさそう。

赤ちゃんは不安です。
生まれてきて良かったと感じません。
ママが怖いと感じます。
言葉こそ喋れませんが、体で感じ取っています。
筋肉にインプットされていきます。
深い深いところにコリを感じる人の中には
愛着に問題を抱えている人が多いのです。

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