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なぜ人は「痩せた?」と聞くのに「太った?」とは聞かないのか

最近、確実に肥えてきている
(わが家では太ることを肥えるという、家畜かっ)

社内の先輩たちに感化されてというのもあり、
筋トレをはじめたせいなのか
単に運動量は減ってるのに食べる量が増えてるからなのか

どちらにせよ、転職して5kgは確実に増えた

この話題を出した時の友人2人の反応が大変興味深かった


私「最近、めっちゃ太っちゃってさぁ〜」


Aちゃん「え〜本当に?全然そんな感じしないよ!」

Bちゃん「そうだね、顔丸いもんね」


女友達の一般的な反応はAちゃんだろう
女子は本音を相手に見せないことに長けている

気にしてるんだろうな…と咄嗟に判断して
否定の言葉を返せるんだから、ある意味凄い

そんなことない = 私は気にしてないよ、気にならないよ
という意味になるのだから(少なからず私はそう解釈した)


一方のBちゃん、強烈〜〜〜!
人生で初めて肯定された・・・
びっくりを通り越してズバッと事実を言えるところに感心してしまった


でもそれ以上に驚いたのが、この後の言葉だ


Bちゃん「そうだね、顔丸いもんね…

最近美味しいものでもあるの?

私「そうなの!実は美味しい焼肉屋見つけて〜(云々)」


…あれ、話の振り方上手くない??
"太ったね"に対するショックが消え失せて、物凄い勢いで気分良く喋ってない私?

Bちゃん凄いな!!!これいいな!!!


ここからは私の勝手な想像だが、
Bちゃんにとって【太った=マイナスではない】ということだ。

むしろその逆で、
「太るほど美味しいものがあるの?」
「幸せなの?」
「いい事でもあったの?」

という思考なのだ(と私は思う)

女子が幾つになっても気にするのが体型(容姿)のこと
太るのが悪いこと、恥ずかしいことという考えがあまりにも多いことに気づいた
欧米では、Fatは自己管理が出来ない人というように思われるらしい
が、病気や遺伝、自分ではどうにもできない人だっている
かくいう私も、昔から平均体重の10キロ以上はある
(自分自身はぽっちゃりの認識だが世間ではデブになるのだろう)

それから私は、会話のネタが無い時は太った話をするようにしている

「いや〜最近、太っちゃってさぁ…

『〇〇駅の△がめっちゃ美味しくて…知ってる?』
→知らない?そこはね…

『仕事忙しくて…ストレス発散にヤケ食いしちゃってるんだよね』
→〇〇って美味しいよね、そっちは仕事どう?

『推しに久々に会えたら嬉しくって食欲湧いてきちゃって…』
→そういえば趣味は?最近楽しかったことは?

こじつけじゃん、となるかもしれない
でも、これなら質問ベタな私にもどんどん言葉が出てくる・・・不思議
深く考えず、あくまで話題のきっかけ作り程度に思ってほしい

ただし、決して自虐ネタになってはいけない
マイナスな太ったになると、話をされた相手は「私はどうしたら?」と
反応に困ってしまうからNG、注意で

私のFat話はまだまだあるので、また今度。

大変励みになります。宜しくお願いします。