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メンタルがボロボロになった時のお風呂の話

私はまあまあお風呂が好きだ。
「まあまあ」としたのは、バスグッズなどに凝るほどでもなく、入るまでは面倒くさがったりしてしまうからだが、それでも入ってしまえば、楽しく小説のアイデアを練りながら身体を洗ったりするし、出た後のさっぱり感は何物にも代えがたいと思っている。

しかし、それが一転してしまうことがある。
私には気分の波があり、調子が悪くなってしまった時は、入浴がとても難しくなってしまう。
「お風呂入らなきゃ……あーでも出た後髪乾かすほどの気力がない……ってかやること多すぎ……そもそも服脱ぐのが無理……」
といった具合にだ。
腐っても年若い女子として、非常にお恥ずかしい話ではあるが、これで5日間入れなかったこともある。
家に引きこもっていても2日ほどで頭のかゆみは出始めるうえ、ベタつきのせいか前髪が濡れているように見える。
3日目を越えるともなれば、自分の体臭が分かるようになってしまう。
そんな有り様で、ようやく不快感に耐えかねお風呂に身体を引きずっていった後、私はハッとした。

「石鹸ってこんな匂いだったんだな……」

調子を崩していない時は毎日入っていたため、匂いに慣れきっていたのだと思う。
同時に、小さなセルフネグレクトから脱却できた安堵感が広がった。
「まだ自分を綺麗に保てる……今日の私は人間してる……」と。

話の着地点として、気分の落ち込みにより入浴が難しくなってしまう私のような人に向けて、オススメの記事をひとつ貼っておこうと思う。

風呂にも入れないマジでダメなときの美容法 byおぎあり(荻 安理紗)

この記事が掲載されている『ダメです。』というwebメディアは、「もうダメなひとのためのwebメディア」のキャッチコピー通り、そういう気分の時に(でも、そうでなくても)読むと、面白かったりためになったりする記事がたくさんあるのでお気に入りだ。
もっともっと有名になってほしいと思う。

最後に、ここまで読んでくれたあなたに感謝を。
あなたが気持ちよくお風呂に入れますように。
またお風呂に入れずとも、少しでも気持ちに負担なく過ごせますように。

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