雨の日なんてサイテー!

皆さんこんにちは。土砂降り窓から失礼します。昨日は快晴で蒸し暑いくらいだったのに、今日は何があったんですかね。多分誰かがこの町のどっかでこの土砂降りを背負いながら、失恋でもしてるんでしょう。元気出せよ良いことあるって。すぐに晴れるさ天気なんてそんなもんさぁ。

さてみなさん、雨は好きですか?

雨って一言言ってもいろいろあるから、難しいかもしれません。しとしと降る雨、ざぁざぁ降る雨、バッと降ってすぐに止む雨もあればずぅっと降り続けて「これいつ止むの?」みたいな雨もある。降り始めの雨が好きな人もいれば、もう止みはじめた雨の方が好きな人もいるでしょう。

まあ嫌いな人もいますよね。僕も頭痛持ちだから苦手です。わかるで。

でも何故か嫌いになれないんだよなぁ……。こういう雨の降る休日は関節がきしむような気がするし、外には出る気もしないから、ベッドで芋虫になりながら窓の外を眺めるだけなんですが、なんだが恨めしいけど憎めない。

なんで嫌いになれないのか

なんだろうな……小説を書く時の天気の描写って大抵、登場人物の心情やストーリーの雰囲気を演出するために多く用いられると思うんです(唐突)。

晴れなら基本的に明るいし、曇天なら「これから何か起こりそう」な雰囲気、雨ならもちろん暗い雰囲気ですね。

現実世界も心情と天気は少なくとも関係があるように思えるんです。前後が違うけど。小説は「心情のための天気」だけど、多分現実は「天気のための心情」。「雨かぁ~やだなぁ。気分下がる。サイテー」みたいな。

雨の日は気分の波は控えめになるし、外に出ても雨粒だらけだし、頭痛いから大した活動もできない。正直今も頭痛がやばい。はやく書ききりたい。というか頭痛薬がまるで効いてねぇ。尊敬する詩人の言葉を借りれば「千の天使がバスケットボール」してるみたいです。二日酔いじゃないよ! 酒飲んだわけじゃないけどね! それでも嫌いになれないのはこういう時間がまた「晴れの気分」を期待させてくれるからかもしれません。

「止まない雨はない」というけど、「晴れ続ける空もない」ことは確かで。

雨があるから晴れを確信できる。最底辺があれば最高点があるし、始まりの前はいつだって何かの終わりです。だから雨は嫌いになれない。

ちょうど今、窓を見てみたら雨が止んでいました。いつの間に止んでたんだよ~、もう今日は一日降り続けるだろうと思ってたのにさ。体調は最悪だったし気分は最低、空気も重たいし雨音は喧しかった。あぁでもこれだから、

僕は雨を嫌いになれないんだなって。

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