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人生4回目のうつが来てしまいました…


ご無沙汰しております。

コラプサー:ベスキ.ヴェリタスです。

今回はアイデアというよりは
近況について書かせてい頂きたいのですが、
結論から言いますと
タイトルの通り
メンタルが風邪をひいてしまいました

この問題については
なりかた、症状、対処法、解決法
その後の付き合い方など
人それぞれな部分が大きいのでくれぐれも
僕の個人的な体験と主観的な推察に基づいた
内容だということをご了承ください。

その上で、結論としては
現在メンタルは回復中です。
過去の経験があったため
予感がした段階で迅速に対応でき、
その時点で抱えていた物を一旦全て放棄し
頭の中で渦巻いている問題点を全て書きだし
整理し、まとめて、
今対処できる問題と
すぐには対処できない問題と
考えてもどうしようもない問題に分類し
対処できるものに関してはとにかく
考えなくてもよくなるように対処、
今後やるべき事に関しては
無理やり方針、行動計画を決定
どうにもならない事に関しては
過去は変えられないので
今後改善していく事を
自分に向けて紙に書きだした後、
一日中全くお腹が空かないなか無理やり
トマトスパゲッティを作って食べ
20時頃に無理やり布団に入り
翌朝8時まで布団に居たことで
過去最速で状況を好転させる事ができました。

過去の僕の鬱歴に触れておくと
最初に自覚したタイミングは14歳
(幼少期にも登園拒否などあったのでそういう性質なのだと思いますが)
あのときは、正直記憶は曖昧なのですが
3か月~半年くらいずっと
絶望感に包まれて
この辛い人生をどうやって終わらせるか
ばかり考えていました。
僕の場合この時全てを終わらせなかったのは
漫画や絵のおかげです。
正直中学生の3年間の僕は
いわゆる正しい意味での中二病にどっぷり
侵されており
友達はいたのだと思いますが
自分ではいないと思っていました。
(この時の体験以降ほぼ友人が出来たことがありません。
おそらく理由は自信がない事と恐怖心です。)

そこから時間がなんとかギリギリ
心を和らげてくれて
絶望の反動で無敵状態になり
(この勘違いは今になって間違いだとわかったのですが)
「最悪全部終わらせればいい」と
躁状態期に突入しました。
なので高校では
文化祭でステージに上がってボイパするくらい
調子に乗れていました。
(周りから見たらただの調子に乘ったやつだったかも知れません)

その後漫画家を目指しつつ
バイトを始めます。
またまた正直に言いますが
つい最近まで漫画家になる
というのは放っておいて貰うための
言い訳、免罪符、大義名分であり
それなりに生きていけて
それなりに好きな事ができればいい
と思っていました。

以下はうつ経験以前の事なのですが、
生まれつき一人で遊ぶのが好きで尚且つ
人と長く時間や空間を共有すると
相手からどう思われるかや
相手の理想的な自分を演じなければいけない
というネガティブな思考にストレスを感じてしまい、
耐えられない事もあり
小さい頃から
本を読んだり絵を描いたり
一人で虫を捕りにいったり
映画を観たり、音楽を聴いたり
落語を聴いたり
一緒にやる人もいないのに囲碁を
始めようとしたり
これまた一人で将棋にハマったり
そんな子供だったので
今でも
そんな人間が年をとった姿
でしかありません。
故に、夢を叶えたい
というよりは
このまま平穏に暮らしていたい
というのが最大の目標でした。
(でした、というよりある程度は今も、ですが…)

なら普通に働けば?と思いますよね?

2回目と3回目のうつは
8時間 週5でバイトしていた時に
そのバイトが最大の原因になり
発症しました。
正直トラウマにもなってしまいました。
(余談ですが1回目と2回目では身近な人にうつを相談
したのですが、病院に行こうとはならず今まで全て
薬や病院の力を借りずになんとか乗り切って来ました)

前述した持って生まれた性分ゆえ
相手が自分をどう思っていても
誰かといるとストレスを感じてしまいます。
しっかりしないと、頑張らないとという思いは
あるのですが
自分で思っている以上に体も心も弱いようだと気付いたので、
自分を守る為に人間関係の距離を調整しようと
人を避ける癖があります。
すると人によっては
避けられる事に不満を抱く人や
気取っている、お高く留まっていると
勘違いするようで、
色んなバイトを経験してきましたが
遅かれ早かれ人間関係が悪化し居づらくさせられてしまいます。
(僕は今振り返っても何もしていないつもりですし、
バイトはお金を稼ぐためにするものだと思っているので
それ以外の理由をきっかけに文句を言われる理由は
今でも納得できませんが、多くの人はそういうもの
なのだと思う事にしました。)

なので2回目、3回目は心の風邪特有の
自分が自分のアンチになってしまう絶望感よりも
環境や他人に対する強烈な嫌悪感が引き金になり
発症し、その状態から逃げ出し、心身を休めることで
自己否定の感情や不安や絶望感も
ある程度回復しました。

しかし、この2,3回目の経験以降今まで
後遺症のようなものは残っており
特定の条件下で発汗(いわゆるホットフラッシュに近い物)
赤面してしまったり、
大勢の他人がいる空間に必要以上に緊張してしまったり、
人との距離の縮め方がわからなくなり
初対面から態度が全く変化しない、などは
現在も継続して見受けられます。

詳細は省き省きになりますが、
そして今回の4回目です。
正直今も余震の状態ですが
胸の苦しさを感じるタイミングは減りましたし
ため息もほとんど出なくなりました。
振り返れば2週間ほど前から
予兆は出ており、
朝、気温はそんなに低くないのに
寒くて震えて動けない
(そもそも平熱が35度台なのでそれもありますが…)
自虐的な思考や反省が増えるとともに
逆に攻撃的な思考や批判的な考え方が増える
承認欲求や自己顕示欲が普段より膨らむ、など
振り返ると既に始まっていたように思います。

自己分析ではありますが
原因もハッキリしていて、

去年末
来年こそ漫画で食うんだ!と意気込み
バイトを辞め無職の状態で
(そのバイト先を辞めたい気持ちもあったのですが)
蓄えもほぼ無い中
毎日睡眠時間の6時間以外
勉強と制作にあて
むやみやたらに自分の思う努力に
つぎ込んできました。

結果1月に
過去作を含め
4作品の漫画を4社の漫画賞に投稿し
すべて何かしらの賞をいただき
担当さんに付いていただけました。
そこで、よし、ここが頑張り時!と
のめり込むあまり
それ以外の生活部分が
立ち行かなくなっていく状態を
見て見ぬふりしてきてしまいました。

そして
ここ2週間で140ページのネームを提出し
1作のプロットを送った翌日
真夜中3時に
急に目が覚めました。
すると
目を背けて「なんとかなる」と
言い聞かせてきた現状、
頭の中にくっきりはっきりと
生活がなりゆかない現実が
現れてしまい(自業自得ですが…)
その日は明け方まで
比喩でなく頭を抱えて
胸がしめつけられて
悶えていました。

ダメだ。詰んでる。終わった。
今までも全部だめだ。もうどうしようもない。

朝、冒頭で書かせて頂いたような
過去の経験則から必死で対処し
今は対策を一応立て
編集者さんたちにも事情を説明し
収入を得る為の行動を始めるとともに
無茶な行動を控える思考に
なんとか切り替えられたことで
回復しつつあります。

今回のネガティブ期には
得るものもありました。

何とかしなければと
意気込むあまり
身の程知らずな行動や言動をしていた事に気づき
これから改めようと思えたり、
そもそも人生を振り返って
自分の事ばかり考えてきている生き方を
見直すべきだと思えたり、
自分の弱さや愚かさを再確認した事で
もっと人に楽しんで貰える作品
喜んで貰える作品を作るには
どうすればいいのかに
今までよりも意識を向けられるようになりました。

とはいえ
元々の人間性の部分から
欠点は沢山あると自覚していますし、
いままで積み重ねてきてしまった部分で
今後も失敗してしまったり
取り返せない部分もあるかも知れませんが
あらためて勉強しなおしつつ
皆様の役に立てる人間になれるよう
頑張っていこうと思っています。

長々と自分語りをしてしまい
申し訳ありません。

次回より心機一転
皆様のお役に立てるアイデアを
ご提供させて頂けるよう
努力します。

最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事がもし
あなたのお役に立てていただけたら幸いです。

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