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水餃子を習うの巻

タマリー住人、津留さんのおばあさんは、中国の方。
毎月、津留さんが開催している高齢ママのおはなし会で
水餃子をつくると聞き
別日に、タマリーでも開催して頂きました。

中国では、春節(旧正月)に今年一年の健康を願って、
家族みんなで餃子を作って食べる風習がありるそうです。

今年の春節は1月21日。
前日の20日に水餃子づくりを開催。

津留さんのおばあさんは、中国の中でも東北地方にある
上の方の地域の方。
その地域はとても寒いため、餃子と言えば水餃子
焼き餃子はほぼ食べないのだそうです。

餃子の中に入れる餡も地域によって全然違うらしく
上の方の地域は白菜、しょうがを入れる
上海や広東省、台湾など下の方の地域は、
キャベツでしょうが入れないなど
たれにもラー油や七味を入れるとこ、入れないなど、
それぞれ違いがあるんだそうです。
地図を指さしながら教えてくださったので
そりゃそうだよなって納得。中国って日本の何十倍も広い!!

そして、肉はラムのひき肉を使うことも多いようで
日本では手に入らないので豚ひき肉で。
野菜は白菜のみとシンプル。

そして、驚きだったのが
餡を手で混ぜないでお箸で混ぜるんですと!
これはうちだけのやり方かもしれませんがって言われましたが
そういうの!!
なんか嬉しくないですか?

めっちゃ混ぜにくい!!笑
腱鞘炎になりそう!!笑
そういいながら、正解かはわからないけど
それって、その家のやり方が伝承される瞬間ですよね。

「うちの味」とか「うちのやり方」が
こういう形で伝えられる。
その受け継いで伝えるってことを家族以外の私たちへ
自然と行っている津留さんって
素敵だし、家族の関係性が見えるというか
おばあさんとの、関わりの中で伝えられて
みんなで作った水餃子を囲んで、
旧正月に家族で食べてたんだろうなって。
ちゃんと感じられる。

人が見える、人や地域を感じる料理。
私たちは、そういうものがどんな料理よりも好きです。
嬉しくなる。
予想以上に時間がかかってバタバタとはしちゃったけど
プルプルの水餃子。また作りたい。

津留さん。
お家の味を教えてくれてありがとう。
ご一緒したけいちゃん、手伝ってくれてありがとう。
ランチをご予約だった皆様、仕上がるまで
手伝ってくださったり、優しく見守ってくださって
ありがとうございました。



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