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ひっつめと言うなかれ

コレクター気質である。素敵なもの、心をぎゅっとつかむものに出合うと、集めたくてたまらなくなる。もちろん資金は有限なので、コレクション化する対象物は厳選しなくてはならない。


アラフォーをとりこにするポニー

昔から好きで集めているのは、ヘアゴム類だ。友人も「どう考えてもヘアアクセサリーでしょ!」と言う。

平たくヘアゴムと言ったけれど、わたしの好きなブランドでは「ポニー」の商品名がついていることが多い。「ポニーテール」のポニー? いまいち確信が持てない。

しかし、いいのだ、そんな細かいことは。美しいものに理由はいらない。わたしはポニーのとりこ。

1. わたしのポニーコレクション

こうやって集合写真にすると、
「警察に押収された証拠品」感が否めない気がしています。

これまでに集めたポニーコレクションの一部。

ヘアアクセサリー界の横綱(とわたしが勝手に思っている)、colette maloufコレット・マルーフaccaアッカのものが中心だ。
(写真に映っているのはほとんどがコレット・マルーフ)

こちらはすべてガラスでできています。
その名も「グラスポニー」。
控えめな存在感のセミプレシャスポニー。
天然石なのですが、なんという名前の石だったか思い出せません……!

2. ポニーを使ったアレンジ例

要はヘアゴムなので、髪を結ぶのに使う。わたしは一つに結い上げたスタイルのアクセントとして活用している。

三脚を出さず、
シャワールームの洗面台で撮影する横着ぶり。

変化形はこんなスタイル。後頭部を編みこんでからポニーテールに結ぶ。横から見るとやや華やかになる。なのに簡単。

2、3分、ひょっとすると1分で完成する、簡単アレンジです。
おすすめ。

変化形その2。ヘアスティック(ヘアピン)などと組み合わせてフルアップにする。うなじすっきり、これからの季節にも適したアレンジ。

たまたま二つのアレンジ共通で使ったポニーがこちら。

頭にくちびるを。
昔ばなし『飯食わぬ女房』スタイル……!

コレット・マルーフのリップ型ポニー。遊び心たっぷりのユニークなモチーフは、ミラーのように輝くメタルでつくられている。リフレクションと名づけられた人気シリーズ。

3. 派生コレクション:ポニーフック、シュシュ

ヘアゴムの形はしていないものの、ポニーテールスタイルに使うヘアアクセサリーに「ポニーフック」がある。

左のリボン型は「COMPLEX BIZ(コンプレックス・ビズ)」のもの。
右は失念しました……。

シンプルなゴムで髪を結ったところに差しこんでポニーテールを飾る。「差しこむだけ!」のお手軽感にくわえ、デザインのバリエーションが豊富なのが魅力だ。

これも集めはじめると止まらない。

あとはシュシュという選択肢もある。

カジュアルにも、ちょっとしたおめかしにも。

accaアッカのループシュシュ。さっとつけるだけでポニーテールの印象が激変する。一目でアッカとわかるデザインなのに(比較的)お手頃価格なのもたまらない。これもひそやかに増殖中。

ひっつめと言うなかれ

ポニーテールというかわいらしい名称がある一方で、髪を一つに結んだスタイルはひっつめと呼ばれることも多い。生活感あふれる髪型とされることもある。

でも、ちょっとポニーテールを飾るだけで、見映えも心持ちも変わる。

産後のドタバタ期、文字どおりひっつめた髪にしゃれたポニーをつけるだけで楽しい気分を味わえた。手のこんだアレンジをする時間がなくても、華やかなポニーを手に取るときはわくわくした。

わたしのポニーコレクションは、生活にささやかな潤いを与えるものとして機能している。素敵なポニーがあれば、あわただしい毎日もへっちゃらだ。

だから、わたしはポニーで飾ったアレンジが大好きだ。ひっつめと呼ばないでいただけるととても嬉しい。


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