音楽はキウイのとなりに
CDプレイヤーの調子が悪い、と以前書いた。キッチンの背面カウンターに置いて使っていたものだ。実はもっと前からご機嫌斜めのようだったのに、だましだまし使っていた。
もう買い換えどきかなあ、という記事がこちら。
尊敬するフォロワーさんから教えていただいたPanasonicの機種を第一候補に決めたのだけど、あいにく店舗に在庫がなくて取り寄せになるとのこと。でも、Panasonicが見た目も好みだし、音質もわりといいと聞いたので違うモデルを選んでみた。
2週間ほどまえから我が家に来てくれている。
シンプルですっきりしたルックスが魅力のCDラジオ。白が基調のキッチンによくなじむ。音もいい。リモコンがついているのが便利で、操作も簡単である。お値段もお手頃だった。
ちなみにセッティングしてはじめて聴いたのは、HAUSERさんのアルバムだ。どんだけ好きなん。
お料理をしながら音楽を楽しめる日々が、やっと戻ってきた。家事のなかでもっとも苦手なお料理くらい、好きな曲でノリながらやりたい。ゴマをするときはラテンナンバーがおすすめ(何情報)。
「キッチンはわたしのお城よ!」というほど家庭的ではないものの、キッチンインテリアの主導権はわたしにある。キッチンの整理整頓もわたしの仕事だ。
となると、雑なわたしのことだから、果物やらハンドクリームやら、ときには指輪までカウンターに転がってしまう。日常づかいのアクセサリーはtowerの3段トレイに収納しているが、なぜかこれもキッチンに置いてある。掃除魔のくせして散らかし魔である。
せっかくのすっきりフォルムのCDラジオが、こんなふうにキウイと仲良くしてしまっている。もっと散らかっていることもある。なかなか雑誌に載っているような「素敵な奥さまのキッチン」風にはならない。
けれど、それでいいんじゃないかと開き直っている。生活しているんだから、生活感が出てなにが悪い。……と、こういう人はおしゃれな家に一生住めないんだろうなあ、と苦笑い。まあ、図太くなって困ったものだと思いながらも、そんな自分がけっこう好きだ。
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