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年末に黒豆を煮て思ったこと〜心境の変化〜

この数年、おせち料理の黒豆と田作りは自分で必ず作っています。
田作りは、簡単でほぼ絶対に失敗しないレシピを手に入れて以来、買ったものより断然美味しく家族の評判もすこぶるよいので毎年作っています。

黒豆も毎年煮ているのですが(上の写真はお借りしたもので私の作ったものではありません)、今年思い切ってレシピを変えて見ました。
柔らかく煮あがって味は美味しいものの、実は毎年「皮がむけてしまう」問題が気になっていたのです。原因はわかっていて、煮ている途中にお豆が煮汁から出てしまうことと火加減。わかっているならそこを変えればいいのですが、お豆を煮るときに気に入って使っていた土鍋をどうしても使いたかった。遠赤外線効果でおいしくなる(らしい)し、火加減は難しいけど保温性が高くてじっくり煮たいお豆向きだと思って、我が家で食べる黒豆の量から考えるとかなり小さすぎるとわかりつつも、そのお鍋から離れられなかったのです。

でも今年、「あの土鍋を使うことより、皮むけ問題を解決する方に重点をおいてみよう」と思い、全面的に作り方を変えて見ました。
まずお鍋はお気に入りの土鍋をやめて、いつも頼りにしているガラス蓋の大振りのお鍋に変更。
それから作り方。お豆をまず柔らかく煮てから味をつけるのではなく、一晩お豆を浸したたっぷりの戻し汁に過熱前に砂糖で味をつけて、その甘い戻し汁で初めからじっくり煮ていく。決して吹きこぼさない。お豆が煮汁から頭をださないようにする。

出来上がった黒豆は、ふっくらとツヤがありシワもなく皮もむけず大成功でした。
そのときに思ったのです。
今まで続けてきたことを、ちょっと変えてみるのもいいなぁと。

そこでまず年明けに美容院に行った折、今までよりちょっと短か目の髪型に変えてみました。サッパリして気分が一層新たになりました。

次に、このnoteのクリエイター名を以前の ”Cold Moon" から "まめ雪" に変えてみることにしました。
年末に私に気づきを与えてくれた黒豆に感謝して、"まめ" の入った名前に。
今年一年はこの名前で書いていくつもりです。

悲しく辛い出来事が起こり、めでたいという気分には到底なれない新年の幕開けでしたが、苦境にある人々のことを忘れずに、自分の周りにある毎日のささやかな幸せを大切にしながら、新しい気持ちでこの一年を過ごしたいと思います。



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