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2024年春3泊4日台湾旅行<出発前>

ずっと行きたかった台湾に、この春思い切って行きました。コロナで行きたくても簡単には行けなくなった旅行でしたが、やっと久しぶりに海外に行けました。
旅行から帰って1週間ほどして、花蓮県で大地震がありました。地震の直後だったらおそらく旅行はキャンセルして、当分の間は我慢することになったと思います。偶然のタイミングを思うと、「今台湾にお出でなさい!」と何かが呼んでくれたのかも知れないなぁなどと思ったりします。

旅行を決めてからゴタゴタがあって、直前までキャンセルの危機があり、キャンセル保険というものにも入りましたが、家を出ることができました。当日も帰国日もフライトや電車の大幅な遅れもなく、順調でした。

旅行のことを書いておこうかと思いつつ、他の方の旅行記ばかり読み耽り、気づけばかなり時間が経ってしまいました。もともとここに書こうと思っていなかったせいもあるのか、久しぶりの海外だったので気が回らなかったのか、3泊4日行った割には思ったより写真も撮っていなくて、たくさんの写真で美味しいお店のお料理や景色を紹介する旅行記は無理そうなので、楽しかった旅行の備忘録として書いておこうと思います。

同行者は親友
今回同行してくれたのは古くからの友人。まだまだ社会主義国の色合いの濃かったかつての中国を一緒に旅したことのある彼女は、私の急な誘いに迷いなく乗ってくれた。ドアも間仕切りもない大陸の”ニーハオトイレ”を面白がりながら、日本より何十年も遅れていたかつての大陸での質素な生活をともに経験した仲間である彼女は、多少のことでは怯まない。中国語も少しわかるし英語はできるので、心強い旅のパートナーだった。

予約

インターネットの旅行サイトから予約。春休みシーズンだったので、今にして思うとちょっと高めだったかな。
ずっとそのサイトを見てると、どんどん値段が上がっていく設定みたいで、なんだか落ち着かなくて嫌だった(ダークパターン?)。日取りは確定してあったので、その日程でちょうどいいフライトとツインの部屋確約という条件の商品を見つけ、えいや!と予約した。予約さえしてしまえば、あとは準備していくしかない。心の片隅にあった迷いも吹っ切れた。
私はパスポートがコロナ禍中に期限切れを迎え年明けに新規取得したが、友人は予約の時点ではパスポートを取得できていなかった。
二人一部屋の安い商品だと、ツインかダブルかは当日までわからないというのが多い。一緒に行くのが家族ならダブルでもいいけれど、そうではないからやはりツイン確約の商品にした。
予約した宿泊先はビジネスホテル的な感じだが、迪化街まで近く、リノベーションされたばかりで室内は綺麗で、口コミは悪くなかった。ただ、フロントのある2階までエレベーターがないこと、トイレットペーパーはトイレに流さずトイレ内の屑箱に入れるスタイルであることを、予約後に知った。
フライトはエバー航空。預入荷物料金も含まれていたし、機内の食事や飲み物も含まれているのでよかった。

保険

旅行サイトからもお勧めがあったけれど、ネットで調べてお手頃な別のところにした。先ほども書いたけれど、キャンセル保険もオプションで加入。すべてあわせて2500円くらいだった。コロナが5類になってからは、自分がコロナにかかった際自宅療養でのキャンセルは対象にならないようでそこは残念だったけれど、最悪前日にキャンセルかも・・・という不安があったので、いざという時のために入ったことで気が楽になった。

悩まされたe-sim問題

私が最後に海外に行った頃は、携帯電話事情は今とは全然違っており、今回スマホを持って海外に行くのが初めてということで、一体どうしていいのかわからなかった。同行する友人から「どうやら今はe-simというものがあって自分たちの機種はe-sim対応(対応機種でないと使えない)らしいからそれが一番便利らしい」という情報を得たが、
「え?レンタル wi-fiを借りるんじゃないの?」
「レンタルwi-fiって何?」
「なんかそういうのがあるらしいの」
「じゃあe-simってレンタルwi-fiの会社かな?」みたいな頓珍漢な会話をする程度の知識しか二人は持ち合わせていなかった。
その後e-simがなんなのか二人ともようやく理解し、いくつかのサイトを見比べて、今回はtrifaという会社を使ってみた。24時間チャットのサポートがあるのが安心だったし(日中のみサポートありという会社もいくつかあり、e-sim初心者の自分にはそれは不安だった)、値段もまぁまぁだったのでtrifaに決めた。
一度使ってみたら簡単便利だということが分かったけれど、正直当日桃園空港について通信が開通するまで不安だった。実は開通してからもちゃんと使えているか不安だったが、大丈夫だった。開通させる手順書はプリントアウトして紙で持っていって、桃園空港での入国手続きの長い列に並んでいる間に開通させた。
今回は1週間3GBまでがセール中で1300円くらいのプランを購入をして行ったが、普段街中で頻繁に検索したり動画を見たりしない習慣がついていて、かつ”紙”のガイドブックをついつい見たがる世代の私は、結果としてはほぼネットを使うこともなく、ほとんど余ってしまった。1GBでも大丈夫だったかなぁとも思うけど、今後一人で行ったりする(台湾一人旅の野望)とネットを見る時間も増えるだろうから、やはり3GBくらいはあったほうがいいのだろう。

持ち物 

最初大きなスーツケースで行こうとしたが、荷物を入れてみたらガラガラ。小さめのキャリーケースに変えてサブバッグを入れた。
悩んだのは服装。平均気温は22、3度と過ごしやすい季節だけれど、天気予報をチェックすると滞在中暑い日は30度近い日もあり、最後まで悩んだ。
結局、半袖と長袖を2枚ずつほど、防寒用羽織もの兼日除けとして薄いラッシュガードとアームカバーを持った。帽子、晴雨兼用傘も忘れずに。

予約したホテルはトイレは水洗だがトイレットペーパーは流せないスタイルだったので、友人と同部屋ということもあり、100均で買った赤ちゃんおむつ捨て用防臭ポリ袋を持って行った。

最後まで油断禁物

出発前日に余裕の気分で最終の荷物チェックをしたら、プリントアウトしたはずの航空券とホテルバウチャー、海外保険証書、台北のキャッスレス治療対応病院の詳細がごっそり無くなっていて、泣きそうな気分になった。これじゃ空港まで行っても、飛行機も乗れないきゃ、ホテルにも泊まれないじゃない!必死で探したが見つからず、改めて一式プリントアウトした。結局家の引き出しに入れてあった。なんのこっちゃ?
自分の行動に自信がなくなり、久しぶりの海外旅行をいきなり一人旅にしなくてよかったと実感した出発前夜であった。




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