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指輪選びで大切なこと。“極限まで体の一部になる指輪”とは #2-1 不快にならない「つけ心地」の見極め方

一番重要なのは「デザイン」「価格」だけだと思っていませんか?

皆さんは、結婚指輪を買う時にどんな視点で選びますか?
「憧れのブランドがいい」「シンプルで細身がいい」「今流行っているデザインがいい」「豪華なダイヤがついているものがいい」と、デザインやブランドイメージなどを重要視して買われる方は非常に多いはずです。毎日つけるものだからこそ、自分に似合うデザイン、好きなデザインを選ぶことはとても重要ですよね。
また一方で、自分たちの生活や価値観と照らし合わせた予算設定も非常に大事な要素といえます。

しかし残念に思うのは、「デザイン」「価格」だけを重視するあまり、「毎日ずっとつけ続ける」ことを想定した指輪選びが、なかなかされていないということです。
ある調査によると、45%と約半数近くの方が「結婚指輪で後悔したポイントがある」と答えているそうです。
その内容を見てみると、「サイズを読み間違えた」「デザインの好みが変わってしまった」「もう少し高くても良いものを買えばよかった」「ダイヤが取れたので、丈夫さも考えればよかった」「つけなくなるなら買わなきゃよかった」など様々です。出典:WeddingPark

これらの声を見ていると、後悔した多くの方が、毎日つけ続けるという感覚や、年月を経ることで起こる変化を、あまり想像せずに購入されてしまったのかな…と感じます。

そこで私たちは、指輪を選ぶ時には必ず、「デザイン」「価格」だけでなく、一生涯、毎日つけ続けるための「品質」や「つけ心地」も、選ぶ基準のひとつにして欲しいと考えています。

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「一生もの」の買い物のはずが…多くの人が外してしまう。

結婚指輪は、人生を共に歩むと誓った二人の幸せの証。
一生涯ずっと二人の指に指輪がついている夫婦って、とっても素敵ですよね。

しかし先程の「後悔した方の声」にもあったように、多くの夫婦が途中で指輪をつけなくなってしまうことがわかっています。

マイナビウェディングが実施したアンケート調査では、結婚指輪を購入した方のうち、女性は「毎日つけている」方が42.5%、「つけていない」方が36.8%、男性は「つけていない」方が60.0%、「毎日つけている」方が30.0%という結果が出たそうです。

特に男性は買った後につけなくなる方の方が多いようですが、その理由は
・「仕事のときにジャマになるから」
・「指が入らなくなってしまった」
・「紛失してしまった」
・「アクセサリーがうっとうしくて嫌」
といった内容のようです。女性にしても、3人に1人以上の方が買ってもつけなくなってしまうとは、驚きの結果ですよね。

指輪を外すとき=不快に感じるとき

仕事、食事や洗濯、掃除や育児など…日々忙しい私たちの暮らしは、想像以上に体を使うものです。その中でも、手や足は睡眠時を除いて1分1秒止まることなく動き続けます。
結婚した二人が指輪を外す理由として多いのが、「日常の邪魔になる」というもの。
「食器を洗う時に指輪がクルクルと回ってしまうので外す」「洗濯時に衣服に引っ掛かってしまったら困るから外す」「まだ小さな子どもの肌を傷つけてしまったらいけないので外す」など、そのきっかけは様々ですが、日常の中で不快と感じたことが理由となり外してしまう方が多いのが現状です。

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生涯、毎日つけていたいと思うのであれば、まずはぜひ「つけ心地」に注目して指輪を選んでみてください。
日常の中でいかに馴染むか、不快にならないか…これを見極めて、ぜひお二人の一生ものの指輪を見つけて頂ければと思います。


「つけ心地」はどうやって見極める?ぜひ正しい判断の目を

 私たちコラニーは、創業以来20年もの間、「一生涯、毎日つける指輪づくり」にとことん向き合ってきました。
それは決して平坦な道のりではありませんでしたが、お客様の永遠の幸せや、「指輪を買ってよかった」という喜びを願えば、妥協することはありません。

そんな私たちから、「つけ心地を見極める目」をお客様に養って頂くために、そのポイントをお伝えできればと思います。

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▲代表取締役の若月
「できるだけ長くお二人の指に寄り添う指輪であるためには、様々な基準をクリアする必要があります。この品質やつけ心地を追求し、保ち続けるのに、数多くの苦労がありました。」

① 内側の曲面を見る。

つけ心地を見極めるひとつめのポイントとして、まずは指輪の内側をよく見てみてください。
 私たちがつくる指輪は、内側の指に接する面がとても滑らかにつくられています。さらに細かく言えば、その曲面のうち指に密着する面を、細すぎず太すぎず、最もつけた時に心地よい形に落とし込んでいます。
(細すぎると不安定になり、太すぎるとキツく感じてしまうため)
これは「ただ丸みをつければよい」という話ではなく、実際につけてみた感覚を探りながら職人たちと何度も試作を重ねてたどり着いた究極の形です。

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▲よく見ると内側に角がないのが分かります

実はこの曲面の精度を追求する過程で、一度機械の導入を試してみました。
しかし、機械でやってみても細微な人間の感覚に適う理想の形は作れず、結局私たちは職人の手作業でひとつひとつ削り磨く、という結論に行き着いた裏話があります。つまり、機械よりも職人の手の方が、「人間の理想のつけ心地」への実現度が高かったのです。

私たちが手間や労力をかけてそれほどまでに内側の滑らかさを追求するのは、この滑らかさで日常の不快感が全く変わってくるため。

他のブランドの指輪でも、内側を丸くしたものや、角を取ったものはよく見ますが、この「最も不快さを感じない究極の形」まで追求している指輪は少ないはずです。(手間も時間もかかる上に、買った当初に気付く方が少ないため)

th_着け心地への挑戦

▲コラニーの指輪は究極のつけ心地を追求しています。

② つけた時の「指座り」を感じてみる。

つけ心地を見極めるふたつめのポイントは、実際につけた時の感覚の違いです。
内側の曲面の滑らかさは、ある程度丸く加工している指輪も多く、私たちが追求している0.1mm単位の世界までは、見ただけではなかなか判断できない場合もあります。
そこで、つけ心地を見極める方法として「試着」をおすすめしています。

私たちは「つけ心地」の要素のひとつとして「指座りがいい」といった表現を用いることがあります。これは、言い換えるなら「フィット感」や「おさまり感」とも言えるかもしれません。
試着の際、指を通した瞬間に、すっと入りますでしょうか?内側の曲面が滑らかだと、痛みや摩擦を感じにくいはずです。
そして、つけた時にしっくり指に馴染む感覚があるかどうか、これを肌で感じてみてください。指を前後に動かしてみたり、グーパーを繰り返してみるのもいいでしょう。
クルクルと回ってしまったり、カタカタと動いてしまうようだと、その時はよくても、ずっとつけていると不快に感じてきます。

普段指輪をあまりつけない方だと、ひとつの指輪をつけただけではなかなか感覚の違いが掴みにくいと思うので、ぜひ気になるブランドの色んな指輪をつけ比べてみてください。

色んな指輪を試着したお客様ほど、コラニーの指輪の指座りの良さに驚かれます。この指座りの良さを出すためにコラニーでは、内側だけでなく外側の形や太さなどあらゆる点に配慮がなされているからです。

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▲すっと入る滑らかな指通りに、驚かれる方が多いです。

正しく選んで、一生ものの指輪を手に入れましょう。

以上、ずっと毎日つけるために必要な「つけ心地」の見極め方でした。
「デザイン」「価格」だけで選ぼうとしている方も、ちょっと視点を変えて「つけ心地」もしっかりと判断してみてくださいね。

次回は、この「つけ心地」に加え、「正しいサイズの選び方」や、「デザインを選ぶ時の注意点」などもご説明していきます。一生涯、毎日つける指輪を探すための参考に、ぜひ読んでくださると嬉しいです。

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