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【緊急速報】資産ゼロになる可能性有り!撤退準備を!

資産ゼロになる可能性有り

2022年6月14日 とある内容が投稿されました。

そしてこの比較、結構やばくないですか?


1日経過しましたが、未だにDepegしています。
USDDの特徴や安全性について以下に記載していきます。

USDD
USDD

USDDの特徴

USDD(Decentralized USD)は、2022年5月5日にローンチされた米ドル連動のステーブルコインです。

基盤となっているのはトロンネットワークですが、BTTC(ビットトレントチェーン)のクロスチェーンプロトコルを用いてイーサリアムやBNBチェーンにも対応しており、それぞれのDEXでもスワップが可能です。

また市場上場からわずか1ヶ月(2022年6月上旬時点)で、時価総額は6億6,800万ドルまで膨らんでおり、時価総額ランキングでは79位につけています。

USDDの主な特徴
・アルゴリズム型(無担保型)のステーブルコインである
・非中央集権型(分散型)のステーブルコインである
・ステーキングの利回りが高い

https://fisco.jp/media/usdd/

アルゴリズム型(無担保型)のステーブルコインである

一概にステーブルコインといっても価格を安定させる仕組みにはいくつかの種類があり、その中でUSDDはアルゴリズムによって1ドルの価値を維持されるアルゴリズム型のステーブルコインとなっています。

USDDはトロンネットワークの基軸通貨であるTRXと共存関係にあり、価格変動でアービトラージの機会が生まれると、TRXを出し入れしてUSDDの価格が1ドルで維持されます。

具体的には、USDDの価格が1ドルを下回った時には、ドルをシステムに送ってTRXを引き出し、逆にUSDDの価格が1ドルを上回る時にはTRXをシステムに送ってドルが引き出されます。

非中央集権型(分散型)のステーブルコインである

ステーブルコインの中にはテザー(USDT)やUSDコイン(USDC)のように、発行・運営・管理等を中央集権的な機関に依存するものもあります。

一方でUSDDは非中央集権型(分散型)のステーブルコインであり、発行プロセスはブロックチェーン上でおこなわれ、価格は先ほど述べた通りアルゴリズムによってコントロール、管理はTron DAO(分散型自律組織)によっておこなわれます。

またUSDDは特定の管理者が存在しないことによって、カウンターパーティーリスク(発行者・管理者に起因する信用リスク)が起こり得ないというメリットがあります。

ステーキングの利回りが高い

USDDは「年利30%の無リスク金利」を掲げており、実際にTRON基盤のDEXであるSunSwapなどで、年利30%以上でのステーキングができるようになっています。

USDD


仮想通貨USDDと他のステーブルコインの違い

・アルゴリズム型(無担保型)
・法定通貨担保型
・仮想通貨担保型

https://fisco.jp/media/usdd/

アルゴリズム型(無担保型)

アルゴリズム型では、市場の需要の変化に合わせてアルゴリズムが自動的に供給量を調節することで、価格を維持します。価格維持に担保を必要としないというメリットがあり、またその特徴から「無担保型」とも呼ばれています。

また先述の通り、USDDはアルゴリズム型に分類されます。

担保不要で価格が自動的に維持される完璧な永久機関のようにも見えますが、残念ながらアルゴリズム型の一つであるTerraUSD(UST)は、2022年5月上旬にその仕組みを維持できずに崩壊を起こしました。

本来1ドルで維持されるはずのTerraUSDはステーブルコインとしての信用を失って、以下のチャートの通り無価値に近い状態になり、すでに大半の取引所で上場が廃止されています。

USDD

Terraチェーンではハードフォークがおこなわれ、Terraチェーンとは異なる新たなチェーン「Terra2.0」が立ち上がることとなりました。

法定通貨担保型

法定通貨担保型はドルや日本円、ユーロなどの法定通貨を担保としており、また担保とする法定通貨の価格に連動します。

そのメリットは、価格がそのまま担保である法定通貨に裏付けられているために、ほとんど価格のぶれがないことにあります。一方で中央集権的な通貨であるため、カウンターパーティーリスクを伴うというデメリットもあります。

また数ある法定通貨担保型のステーブルコインの中には、管理者が十分な担保を確保しないまま発行しているものや、どれほどの担保を確保しているのか不透明なものもあるので、その点は注意が必要です。

主な法定通貨担保型ステーブルコイン
・テザー(USDT)
・USDコイン(USDC)
・バイナンスUSD(BUSD)

仮想通貨担保型

仮想通貨担保型では、法定通貨ではなくビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を担保にして、価格はドルなどの法定通貨に連動しています。

担保の仮想通貨のボラティリティが高く、法定通貨型よりも安定性で劣るというデメリットがあり、現状この仕組みを採用しているステーブルコインはそれほど多くありません。

一方で分散型の発行・管理ができるため、透明性の面では優れています。

USDDは安全か否か

USDDは担保に裏付けされないアルゴリズム型のステーブルコインですが、同じくアルゴリズム型に属するTerraUSDは2022年5月上旬にシステム崩壊の憂き目に遭いました。

またTerraUSD(UST)やTerra(LUNA)の開発企業Terraform Labsの共同創設者であるドー・クォン氏は、過去にイーサリアム基盤でもアルゴリズム型のステーブルコイン「Basis Cash(BAC)」を開発していたのですが、そちらも現在はプロジェクトが廃止されています。

ジャスティン・サン氏によるTerraUSDの崩壊原因
・TerraUSDは短期間で急速に成長したために、準備金が不十分で過剰なレバレッジを使用した
・アンカープロトコルの利回りが高すぎた
・市場変数への適切な考慮が欠如していた

https://fisco.jp/media/usdd/

またジャスティン・サン氏はこれらの分析を踏まえて、USDDについてはその時価総額をTRXとTron DAOリザーブ、仮想通貨市場全体の時価総額以下に保ち、健全な成長に焦点を当てると述べています。

ただそのような取り組みをおこなうと開発者側が主張したからといって、100%USDDが安全であると保証されるわけではありません。

USDDは限りなく白色である

こちらのアカウントで発信されている内容が分かりやすいので、この記事を見られている方に共有しておきます。




これらを踏まえて、USDDが安全か否かの判断は、USDDの仕組みやリスクをよく理解した上で、一人ひとりが主観的に下す他ないと考えます。

ただ現時点でUSDDのDepegが画像よりも価格乖離するようであれば、本格的に資産撤退の準備をしなくてはなりません。

いつでも資産を抜けるように準備だけはしておきましょう!

とはいえ、今回のジャスティンサンの発言以外は順調に進んでいるコインだと考えているので、信じ続けるか否かは皆さんにお任せします!

UPDATEは一部の資産は逃がしますが、もともと入れていた資産は逃さずに経過をみていきます。

TRONがどんな活動をしてきているか、どんな好材料があるかは、こちらから確認ください↓

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