いっちょかみの大罪
大阪に来て知った言葉
いっちょかみ
使用例
あいついっちょかみや。
いっちょかみしてきよった。
私の知る限り、同じ意味をひとことで表す言葉は関東にはない。可愛らしい響きながらも後ろ手でシュッと毒を放つ言葉だと思う。(好き)
このいっちょかみ。
現実世界にいると、結構、いやかなり厄介で。大した知識も経験も思い入れも責任をとるつもりもなかろうに、なぜか口を挟んでくる人。
いるいる〜(遠い目)
スルーできる間柄であればそんなに気に病むことはないけれど、パワーバランスによっては無碍にもできないから「1ミリも賛成できないけれど、1ミリくらい反映した方がいいのかな...」と忖度してしまう。
家庭のことで言えば、我が家の原則はこう。
金か手を出すなら口を出してもよい
金も手も出さないなら口も出さない
仕事の場合は「金」の部分が、知識だったり経験だったり思い入れだったり責任をとる覚悟になるのだろう。
いっちょかみ行為は実務や内情を知る人のことを軽んじる行為であり、あってはならないと私は思っている。
いっちょかみ男、なかなか罪深い。
そのペナルティは決して軽くないし、いつかしっぺ返しを食らう日が来ると、私は信じている。