深いところにある優しさに、気づける人で。
私は猪突猛進型で「やりたい!」と思ったことはまずはやってみて軌道修正していくタイプだし
「伝えたい!」と思ったらすぐに気持ちがダダ漏れになってしまう人なんだけれど。
とっても不器用だから、その過程で大好きな人を意図せず傷つけてしまったこともある。
そんな時に、例えば「これは嫌だな」を伝えてくれる人がいるのはとても幸せなことで、本当にありがたい。
その指摘自体にも優しさが溢れていて、すぐにでも、後からでもその優しさに触れた瞬間は、いつも涙が出そうになる。
だけどやっぱり不器用だから、過去に何度か指摘を受けていても同じことを繰り返してしまうこともあって。(例えば酔っ払って電話をして、わちゃわちゃしてしまうとか)
そんな時に「甘やかされる」と、人は「優しい!好き!」ってなるのかもしれないけど、私はその優しさのもうひとつ奥に気がつける人でいたいな、と思ってたりする。
(ここでの甘やかしの内容は、ご自分の経験に当てはめてもらえると嬉しい)
相手からしたら「甘やかす」という行為よりも「甘やかさない」選択の方が時間も労力もかかることかもしれないなって。
目の前の人が自転車に乗ろうと練習をしている時に、補助輪をはずしてぐっと見守るような。
本当は手を差し伸べてしまえば、転ばずに乗れるのを知っているんだけど
それをしないで自分の体で覚えるのをただ待ったり、応援したり。
その包容力の影には、深い愛があって。
つい、どうしても目先の優しさがわかりやすいから気を取られてしまいがちだけど
その人が持つ根っこの部分の思いやりとか、温かさを感じ取れる人でいたいな。
そんな風に思っている今日この頃です。
30歳になってなお、こうして学ぶことがたくさんあって、それに気づかせてくれる人が周りにいてくれるのは、宝だなと感じています。
支えられて生きています。いつもありがとうございます。