初めまして、小柄女子ブランド「COHINA」のディレクターです
こんにちは、田中絢子です。
COHINA(コヒナ)という、小柄な女性のためのアパレルブランドのディレクターです。
まずは第一回ということで、どうして低身長向けアパレルというどニッチな市場に突っ込んでいっているのか、というお話をします。
自分のブランドを持ちたいという方や、既存のアパレル産業の在り方に疑問を抱いている方、何かに挑戦したいけど踏み切れずにいる人のにとって、何か参考になると嬉しいです。
低身長は、キッズ服を着ていればいいのか?
低身長向けブランドを始めたきっかけは、自分自身の経験から。
私は148cmで、自分サイズの服を見つけるのにすごく苦労してきました。
人並みに可愛い服やオシャレは好き。だけど、欲しい服を「諦める」のが当たり前。
・スカートは長すぎて引きずる
・ワンピースは胸下に来るべき切り替え位置がおへその位置になるので、ママの服借りた子どもみたいになる
・ボトムスのウエストがゆるすぎて回りまくる(細いわけじゃくて普通体型なのに、回る)
・ECサイトでの買い物はハイリスク。モデルさん170cmでSサイズとか言われてもピンとこない。返品可能なサイトじゃないと絶対買わない。
・お店に畳まれて陳列されてる洋服を広げるまでもなく、「これはでかいな」とわかる。
小さい人なら共感の嵐ではないでしょうか・・・笑
アラサーだというのに、キッズ服を購入することもしばしばでした。
でもやっぱり、洗練されたデザインのものを着たいし、厚みのない前提で作られているキッズ服とはどこかサイズが合わなくって、
「自分は一体どこで服を買えばいいんだろう・・・」という気持ちでいました。
本当は、自分の好きな服を着たい
お洋服自体はとても素敵なものだと思っていて、好きなんです。
着るもの一つで、「この服可愛すぎる〜〜!これだけで一日ハッピー!」とか、「緊張するイベントある・・・この服着てなんとか乗り切ろう」とか、おまじないのように自分を包み込んでくれてしまう。
好きな服着た日って、1.5倍増し自信ついたり、ハッピーだったりしませんか?
センスの光りまくるファッショニスタじゃなくっても、誰もが羨む一点物のヴィンテージを持っているわけじゃなくってもっても、洋服は誰にとっても大切になりうるものだと思うのです。
そんな大事な洋服だからこそ、純粋に「なりたい自分」とか「好き」ベースで選べたら、どんなに楽しいだろうなあといつも胸を膨らませていました。こんなにも服が溢れているこの時代において、なぜ自分にあった服がないのか。
チビには選ぶ権利がなさすぎる!!!
ということで、COHINAを創業しました。
相方の清水葵
だから、やってます。
一人でも多くのサイズに悩む人が、COHINAに出会うことで洋服を諦めるっていう経験をなくして、純粋になりたい自分になる楽しさを知ってもらえるといいなって、毎日COHINAを創っています。
世界中のおチビに届くといいな。届けに行くぞ〜!
どんなこだわりを持ってCOHINAを創っているかは、また今度 :)