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英語もドイツ語も話せない!ドキドキな3日間 #7

こんにちは。岡田真奈です。2023年度日独勤労青年交流事業の参加者で、このプログラムの良さを知ってもらえるように体験をシェアしています。

今回は2泊3日で行われた合宿セミナーの記録。
ドイツ団員12名とディスカッションをしたり、お酒を飲みながら交流したり、もり沢山な内容でした!

英語もドイツ語も話せない私には厳しい場面も。。ショックな体験もありましたが、ありのまま記録したいと思います。ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

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合宿セミナー

異国の地についてから5日目。意外にも、英語を話す機会はここまでゼロでした。

合宿先には貸切バスで移動。到着後は各自荷物を部屋に置いた後、2班に分かれて研修室に集まりました。午後半日はディスカッションをし、夜は全員でアイスブレイクをしました。

ディスカッション~ワークライフバランスについて~

ディスカッション中の真剣な様子

ディスカッションは通訳を介して行われました。(ここでは日本語でOK)

1人2分くらいの簡単な自己紹介をした後、各国の現状共有からスタートしました。ワークライフバランスの満足度を1~10で表現して、一人ひとり置かれている環境をシェア。溜まりにたまった職場への不満をぶちまけたり、逆に良いところも発表。ドイツ団員の中に満足度が10点(満点)の人がいる中で、日本人4名は3~5点という評価。初日から日本とドイツの労働環境の違いに多少のショックを受けつつ、いろんな発見があり面白かったです。

それにしてもドイツ団員の積極性には驚きました。他の人の発言中から手を挙げるのが普通なんでしょうか?日本では見たことない光景でした。2日目からは私たちも発言権争いに参加。だんだんと慣れていきましたが、最初はファシリテーターの方に何度も話を振ってもらいました。

2日目と3日目は朝9時から18時頃まで、食事の時間を除いてはがっつり意見交換をしました。それでも時間は足りないくらいで大盛り上がり。ディスカッションの詳しい内容については、後日ご紹介する予定です。

アイスブレイク「進化ゲーム」

じゃんけんに負け続けた2人組

初日の夜は、お互いを知るためにアイスブレイクとしてゲームをしました!

写真の私、ものすごく楽しそうにしていますが内心ドキドキ。
「進化ゲーム」でじゃんけんに負け続けて大ピンチでした。「進化ゲーム」は、たまごからいち早くニワトリになった人が勝つゲーム。勝ち続けることで成長できます。負けるたびに後退するので、この写真の私はファーストステップの『たまご』。この後3回連続でじゃんけんに勝たなければいけません。

「罰ゲームがあったらどうしよ!やばいやばい!」

無茶振りに弱いので焦っていましたが、特に何もなく安心しました。最後に残った女の子と同志のような気持ちになり、最後は2人表情で励まし合いました。英語が話せなくてもアイコンタクトで伝わった。

日本団企画「お絵かき伝言ゲーム」

みんなやる気まんまん

2日目の夜に行われた交流会では、各団からの持ち込み企画でゲームを楽しみました。言語を使わずにみんなで楽しめるゲームがいいねと、派遣前に話し合って決めました。

このゲームに勝つには、何といっても”順番”が重要。絵が上手な人を最初に固めていないと絶対に勝てない。ドイツ団と日本団の対抗戦で、難易度は回を重ねるごとにアップしました。皆さんも参加したつもりで最終回答者の絵をご覧ください〜

1回戦目、これは分かりそうな気がします。
”社会問題”がヒントです。

1番簡単なお題でした◎

それでは全員分の絵で答え合わせ。

1回戦目の答え「地球温暖化

地球には停滞前線と台風、どでかい日本。魚の絵は、地球温暖化で海面上昇を表していたんだそう。

さて次は最難関。私には全然分からず、開き直った顔をしています。
かなり想像力がないとね、これは無理ですよ。

記念に写真撮ってもらいました

前の人の絵を見て、アメリカ国籍のドレープヘアの女の子にしか見えなかったんです。

それでは全員分の絵をご覧ください。

3回戦目の答え「ドナルド・トランプの逮捕

答えとギャップが大きすぎませんか。「逮捕」「ドナルド・トランプ」の要素はどこへ。

トップバッターの人が描いたのは左上。それがドレープヘアになり、最終的には女の子のピースで終わる。中々に面白い展開でした。

みんな必死になって取り組んでいて、答え合わせでは会場一体大盛り上がりでした。とっても楽しかったです。

英語初心者の体験談

困ったら翻訳アプリに頼ろう。

バーで注文(お酒代は自費でした!)

真面目なプログラムが終了した後に始まったお酒ありの交流会。
ドイツ人はお酒が大好きで「お酒なしで仲良くなれない!」とみんな大喜びでした。終了時間は無しで午前0時過ぎまで続きました。

そんな楽しい時間のはずが、私にとっては実はドキドキの始まりでした。英語もドイツ語も話せないのに、一つ同じテーブルに日本人とドイツ人ごちゃまぜ。八方塞がりで途中退出もできなかった。

「どうしよう、どうしよう。」

最大のピンチは、英語で伝言ゲームが始まったとき。会話のおおよその意味はわかっても、これで良いのか自信が持てない。単純な単語の伝言ゲームではなかったんです。両サイドは日本語を話せないドイツ団員。ヘルプもできないまま、隣の人に話してみようとチャレンジはしたものの、結局うまく伝わりませんでした。「あ~ダメだ」って顔をされて終わり、かなり傷つきました。

その時は焦って思いつきませんでしたが、スマホの翻訳アプリで会話すればよかったと部屋に戻り反省しました。夜の交流会は翌日もあったので、前日の反省を活かして、アプリをフル活用。私が話しやすいテーマを選び、好きなアニメについて語りました。ワンピースや、進撃の巨人は好きな人が多くて助かったな〜。

英語力がもっとあれば良かった、、とショックを受けた体験でした。

次回の更新について

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
楽しいだけじゃない、英語初心者のリアルな体験もこのNoteには載せていきたいと思っています。

次週はお休み、再来週の10/29(日)を予定しています。
ぜひまた覗きに来てくださいね。

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