【図解:心愛ちゃん事件】 何度もあったハズの命を救うチャンスを時系列で確認する
2019年1月24日、また、本当に悲しい事件が起こってしまいました。
小学校4年生の心愛(みあ)ちゃんが父親による虐待によって亡くなりました。
事件を調べていけばいくほど、地獄というのはあの世じゃなくてこの世にあるものなんだと改めて思わされます。
特に今回の事件で胸を締め付けられたのが、心愛ちゃんから、そして親族からも何度もSOSが出されていたのに、行政・学校・地域がそれを見逃し、あるいは無視し続け、まともな対策を取ってこなかったことです。
心愛ちゃんを助けるチャンスは、本当に沢山ありました。
いったい私達は去年の結愛ちゃん事件から何を学んだのか…
本当に、無念です。
今回の事件を受けて、すでに活動家や専門家の皆さまが行動し、再発防止のために必要な対策案を政府・行政に対して提言されています。
しかし、こういった有効な提言が本当に実行されるかどうかは、政治家の本気度ひとつです。
なぜなら、その場しのぎではない抜本的な対策を打つにはこれまで以上の予算が絶対に必要で、その予算配分権限を持っているのは政治家だからです。
例えば、「児童相談所は何をやっていたんだ!!」といってそこで働かれているスタッフに対して憤るのはまったく本質的ではありません。
彼らの業務量と精神的負荷はすでに臨界点に達しています。
今度こそ、政治家に仕事をしてもらいましょう。
そのためには、まず心愛ちゃんの命を救うチャンスが如何に沢山あったのかということを私たち自身が知り、政治に動いてもらう必要性を本気で感じるのが前提です。
そこで、今回のエントリーでは事件の問題とポイントを短時間でわかりやすく追えるように、時系列でまとめてみました。
大急ぎて作業をしたので、不備や不正確な部分もあるかもしれませんが、その際はご指摘いただけると幸いです。
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ひとりでも多くの人に問題意識を持っていただき、二度とこのような悲しい事件が起こらない、起こさない社会を作っていきたいです。
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