突然はじまる夜中のミシン
先日、職場の方から『好きなの持っていっていいよ〜』と、たくさんの布をいただいた。
大好きな小花柄。
布をもらった瞬間に『この布で絶対にランチョンマットを作ろう!』と思い立つ。ワクワク。
自分でもびっくりする行動力で、いつもは21時に子どもを寝かしつけながら(子どもよりも先に)寝ているところを、子どもが寝静まったのを見計らいホコリを被ったミシンを引っ張り出した。
夜22時。
向かいで勉強していた旦那さんに『これからやるの?』と心配される。そりゃそうだ、いつもはイビキかいて寝てる時間。しかも明日は仕事。それでもわたしはランチョンマットを作りたいのだ。
久しぶりのミシン。おや、ホコリが溜まって上糸がなかなか引っかからない。
汗だくになりながら夢中でミシンと闘うこと2時間。念願のランチョンマットが完成。
自分で言うのも変だけど、可愛いランチョンマットができたと思っている。なんとリバーシブルになっていて、久しぶりのミシンにしては上出来で大満足で100点満点。
最近はなんだか時間に追われて、自分の好きなことをする時間がなかった。
いや、自分の時間を作ろうとしていなかった。諦めていた。めんどうくさかった。
『あれ、わたしの好きなことってなんだっけ?』と思うこともしょっちゅう。とにかく寝るのが大好きで、暇さえあれば寝たかった。
でも、わたしの旦那さんは毎朝早起きしてジョギングして家事もして仕事して勉強して読書もして、とっても忙しいはずなのに時間と上手に付き合っている。本当に感心する。
いつ寝てるの?っていうくらい、勉強や読書に没頭している。そして『時間がない』なんて言い訳したことがない。
ああそうか。旦那さんは自分で自分の時間を作っているんだって気が付いた。
時間は『24時間』みんな平等。時間を上手に使って、『わたしの時間』を作ることができるようになろう。時間が過ぎるのを忘れるくらい熱中できることを、毎日積み重ねていきたい。そう思った、突然はじまる夜中のミシンの話。
旦那さん作のカレーと
わたし作のランチョンマット
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