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花粉対策はじめました②〜おすすめスキンケア&肌荒れ克服メソッド〜

花粉による肌荒れ対策第2弾❗️
今回はスキンケア編。

前回紹介した敏感肌向け・花粉ブロック系コスメを使うことで、大体は肌荒れ回避出来ていますが、それでも小さなトラブルはやっぱり起こってしまうもの。

特に生理の前後などはちょっとした刺激が思わぬ肌荒れを引き起こす事も。
今回はそんな時に実践しているスキンケア方法と使用アイテムについてお話します。

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以前別の記事にも書いたんですが、私は数年前に酷い皮膚炎で約2年間満足にメイクも出来ず、皮膚科に通い詰める日々を送っていました。
その経験で培った私なりの肌荒れからの脱出方法と、お助けアイテムを紹介していきたいと思います😊

肌荒れの状態や程度によって対処法や使用アイテムが変わるので、肌荒れレベル別にまとめてみました!

◆◆◆

①肌荒れレベル:MAX

・水洗顔でも染みる
・ジンジンとした焼けるような痛み
・痛みを伴う大きめの湿疹や発赤
・滲出液が出るほどのかぶれ


これらの場合は、迷わず皮膚科へGO❗️
ドクターによって診断や処方される薬がかなり変わるので、信頼できる皮膚科を見つけておくのはとても大事。
スキンケアについてはドクターの指示に従って。OKな場合は最小限の保湿だけ。メイクはせず日中は低刺激の日焼け止めを塗って肌表面の保護を行います。
私は来院時に使える日焼け止め(NOVUVミルク※お湯オフ)を紹介してもらいました。普段使っているものを持参して、問題ないか確認してもらうのも良いと思います。
紫外線対策だけを考えれば、”ヘリオケア”などの飲む日焼け止めという手もありますが、ここでは皮膚の保護が目的なので肌に優しく刺激のない日焼け止めを塗るという行為が重要。
ラズベリーシードオイルなどUVカット機能のある天然油脂も、肌表面で酸化し成分が変性する危険性があるので避けます。


②肌荒れレベル:高

・炎症を起こして火照りや軽い痛みがある
・小さな湿疹やかぶれにより肌がかゆい
・肌荒れMAXの状態から少し落ち着いてきた

このような状態の時のスキンケアは、とにかくシンプルかつ摩擦を避けることを意識。余計な美容成分は肌に入れない
我慢できない痒みがある時は、抗ヒスタミン剤を内服し絶対に掻いたり触ったりしないよう心がけて、肌が落ちつくのを待ちます。
引き続きメイクはせずNOVの日焼け止めだけにしておき、洗顔はぬるま湯だけで行います。

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実際使用しているアイテムがこちら💁‍♀️

・Dr.ウィラードウォーター
ミネラルを豊富に含む敏感肌用のミスト状化粧水。配合成分は水/硫酸化ヒマシ油/ケイ酸Na/塩化Ca/硫酸Mgの5つだけという処方。ミストも柔らかく、滲みたり刺激を感じることなく使えます。
ドラッグストアで買えるものなら”天使の美肌水”もオススメ。別売りですがスプレーノズル有。水/グリセリン/尿素という3つの成分だけで作られています。
他にも"アベンヌウォーター"やラロッシュポゼの"ターマルウォーター"などでもOK。シンプル設計で、手やコットンを使わずに塗布できるミスト状であることが最重要!

・ソンバーユ
人間の皮脂と性質がとても近いことで知られる馬油。ソンバーユはサラサラでベタつかず、香りも気にならないので結局一番使いやすい!手に馴染ませて顔全体を包み込むように優しくハンドプレス。ミスト化粧水で足りない保湿力はコレで補います。馬油は抗酸化・殺菌作用、抗炎症作用があり、自然治癒力を高めてくれる効果もあるそうですよ。
馬油以外ならキャスターオイル。デトックス効果と免疫力向上があると言われるオイルです。単体で使うには粘度が強すぎるので、ホホバオイルなど手持ちのキャリアオイルと混ぜて使うと良いです。
もちろん"サンホワイト”などの白色ワセリンでもOK🙆‍♀️テクスチャが硬いので塗る時は注意。

・レスタミンコーワ糖衣錠
抗ヒスタミン剤"ジフェンヒドラミン塩酸塩"がアレルギー反応を抑え、炎症と痒みを抑えてくれる市販の内服薬。我慢できないかゆみがある時にだけ服用します。飲むと眠気に襲われるので注意!他にも吐き気などの副作用が出やすいようなので身体と相談しながら…。妊婦さんはNGです🙅‍♀️
同じコーワの"小粒タウロミン"を服用する時もあります。こちらは生薬ベースなのでレスタミンより効果は穏やかですが、その分安全性は高いかもしれません。


③ 肌荒れレベル:中

・肌に触れた時に痛みがある
・部分的に皮剥けが生じている
・火照りや赤みが気になる
・ニキビが数カ所密集している

中程度の肌荒れ時には、摩擦を減らしつつ保湿を重視する。この段階なら抗ヒスタミン剤は内服せず、漢方薬もしくはサプリメントで対処。
可能ならメイクも始める。日焼け止め+石鹸で落とせるコスメを使用。赤みや皮剥けが気になっても無理に隠すことはせず、あくまで軽めに最低限だけ。
※ニキビについては対処法がちょっと変わってくるので、そちらは一旦保留してまた別の機会に紹介させてください。

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この時期は肌に触れるステップを出来るだけ省きたいので、1つでスキンケアが完了するオールインワンタイプが便利。メイクを始めた場合は、泡洗顔も行っていきます。使うのはこちら💁‍♀️

・ビオメディ エッセンスミルクリーム
肌フローラに着目したオールインワンスキンケア。肌の常在菌のバランスを整えることで、バリア機能を自然に高め肌本来のチカラを引き出すというコンセプトの商品。オールインワンには珍しいミルクタイプ摩擦も抑えられるので大好きで、現在定期購入中です💗
買いやすいものだとアベンヌの"ミルキージェル"は高保湿で使いやすかったです。カルテHDの"高保湿オールインワン"あたりも良いんじゃないでしょうか。

・ヴェレダ スキンフード
ビオメディだけで乾燥が抑えられない時は、口周りなど部分的に保湿クリームを追加。自然由来の油脂・ワックス、ハーブエキスで作られたスキンフードはとにかく保湿力に優れていて私の肌にはベストマッチします!
まだ痛みやかぶれが残っている場合には"ルーカスポーポー"を使用。発酵パパイヤエキスと医療グレードのワセリンで作られたシンプルな皮膚保護バーム。寝る前に塗ると翌朝にはかなり肌が落ち着いています。
どちらもかなりベタつくので、苦手な人はもう少しさらっとした使い心地のアンブリオリスの”モイスチャークリーム”やセタフィルの”モイスチャライジングクリーム”あたりが使いやすいと思います。

・coyori こく生石鹸
汚れは落として潤いと皮脂は守る洗顔石鹸。とにかくクリーミーでもっちりした泡が気持ちよく、洗い上がりはしっとり。かといって余計な美容成分や逆に刺激になりそうな成分が配合されているということもないので、安心して使えます。
私の肌には合いませんでしたが、ミノンの”ジェントルウォッシュ”とかキュレルの”潤浸保湿 泡洗顔料”のような泡で出てくるタイプの敏感肌向け洗顔フォームを使うのもOK。

・黄連解毒湯
体の熱や炎症をとり、のぼせ火照り、赤みを伴う皮膚炎の症状をしずめる効果がある漢方薬。以前皮膚炎が酷かった時に皮膚科で処方してもらい、効果を実感して以来、肌トラブル時に愛飲しています。私はお湯に溶かして空腹時に服用します。体力が衰えている時だと吐き気や下痢などの副作用が出やすいようなので、その点は注意が必要。
サプリメントについては次回、番外編としていくつか商品を紹介する予定です。


④ 肌荒れレベル:中〜低

・ヒリヒリ程度の軽い刺激がある
・肌がゴワついている
・部分的に赤みがある
・ニキビが点在している


徐々に肌を慣らしていくステップに入ります。引き続きシンプル処方のアイテムを使いながら、クレンジング→化粧水→乳液…といった普段のスキンケアに近い手順に戻していく作業。
ノーファンデは継続しつつ、ミネラルコスメなどでメイクもします。

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ここまで来てようやく保湿に加えて、肌ケアを意識します。あくまで効果はマイルドなものを選び、少しずつ肌を整えていきます。
愛用品はこちら💁‍♀️

・マルティナ シアーナクレンジングミルク
肌のうるおいを守りながら汚れを落とすことで、自らの力でうるおう肌に導いてくれる、合成界面活性剤不使用のオーガニッククレンジングミルク。シアバターには皮膚の過敏反応を抑える効果があり、荒れた肌の保護や弾力の減った肌のケアに向いているそうです。軽めのメイクならコレで落ちるし、洗顔も不要です。
ヴァントルテの”ボタニカルモイストクレンジングミルク”もW洗顔不要・ヒト型セラミド配合でコスパも悪くないのでオススメ。

・福美水(FUKUBISUI)
日本人に馴染みの深いヨモギ・クマザサ・シラカバのエキスをたっぷり配合し、シャバシャバのテクスチャながら信じられないほど潤う全身用ローション。抗炎症・抗菌・保湿効果の高い和漢植物エキスの力で敏感なゆらぎ肌を整えてくれます。シンプルな処方も嬉しい。
大人気のIHADAの”薬用ローション”なんかも抗炎症作用+高保湿というところで共通するかもしれません。

・ドゥーオーガニック コットンパフ
この時期シートマスクは控えるので、代わりに福美水を使ってローションパックをします。その時使うのがコレ。
オーガニックコットン100%でとにかく肌当たりの柔らかさが最高峰!大判サイズなのも嬉しいところ。一度使ってみて欲しい極上のふわふわ感です♪
MADARAの”オーガニックコットン”も小さめながら肌当たりの良さはクセになります。意外と侮れないのがセブンイレブンの”肌ふわスキンケアコットンパフ”。コスパと手に入りやすさではNo.1じゃないかと思ってます。

・ロート製薬 ヘパソフト
処方薬「ヒルドイド」と同じ成分ヘパリン類似物質と抗炎症成分グリチルリチン酸2K配合の薬用ローション。粉吹きや乾燥による皮剥けなどがある部分、鼻周りの赤みなどにピンポイントで塗ります。乳液ほどのとろみはなく伸びが良いので全然減らない(笑)しっかり保湿&消炎効果でヒリヒリ感が緩和されます。
マツキヨの”ヒルメナイドローション”でも代用可能です。

ベアミネラル ピュアネス モイスチャライザー
ココナッツとウチワサボテンの自然の恵みでゆらぎ不調にアプローチする乳液。処方もかなりシンプル。私の肌にはベアミネラルのスキンケアが凄く合っているので、少々値は張りますが欠かせないアイテムとなってます。
同じシンプル処方の乳液だと雪肌精クリアウェルネスの”リファイニングミルク”も最近のお気に入り。ミノンの”モイストチャージ ミルク”もいいと思います。低刺激でしっかり潤う乳液を使うのがココでのポイント!


⑤ 肌荒れレベル:低

・肌の手触りが悪い
・化粧ノリが悪い
・部分的に乾燥がひどい
・ニキビが数ヵ所にある

この段階まで来たらゴールは目前🏁
スペシャルケアは除いて、いつものスキンケアに戻してOK👌
ただ!ここで気を抜くと一気に肌荒れMAXに逆戻りする可能性があるので油断は禁物
最後に注意点を3つ紹介しておきます。

①シワ改善や美白系の美容液・クリームはなるべく控える
レチノールやビタミンCなどの有効成分が高濃度で配合されている美容液やクリームは、敏感な状態の肌には刺激が強すぎる可能性があります。私も一度盛大にやらかしました💧
化粧水や乳液は水分メインになりますし、プチプラ価格帯のものであれば、配合量も少ないのでさほど問題はないかと思います。
胃腸が弱っている時に高級なステーキを食べても体が受け付けないのと一緒。肌が安定するまでは我慢するようにします。

②アイクリームを使用しない
これは①と同じ理由。アイクリームは有効成分を凝縮して少量で効果が出るように作られたものが多いので、肌が安定してからの使用が良いと思います。敏感肌向けに作られたものであれば、様子を見ながら再開するようにします。

③ピーリングや酵素洗顔をしない
肌がごわついていたりくすんでいたりすると、どうしても気になって角質ケアに走りがち。でも経験上コレが一番ダメでした🙅‍♀️
せっかく時間をかけて肌を整え、バリア機能が回復に向かっていたのに台無しに💧
まずはしっかり保湿をする。これで改善することも多いです。
肌が落ち着いて来たら、拭き取り化粧水などで余分な角質を優しく拭き取ったり、マイルドなクレイパックや洗顔を試してみる。次に酵素洗顔、最後にピーリング・ゴマージュという感じで、段階を踏んで角質ケアのレベルを上げていくのがオススメ。

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思ったより長くなってしまったので、今回はここまで。
次回は肌荒れを未然に防ぐために愛用している、”お守り”的なスキンケアアイテムや、スキンケア以外で心がけていること・おすすめのサプリや食事などのお話をしたいと思います。



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