その人らしさ、とは
今年のお盆は、昨年亡くなった祖母の初盆で帰省しています。
祖母は、祖父の事業を手伝いながら苦労したこともありましたが、
晩年は畑仕事を楽しみながら
沢山の孫やひ孫に囲まれ慕われて幸せだったと
生前話してくれていました。
80代で亡くなった祖母ですが、
道ゆく人、子供から大人まで
等しく接して、
配達の方にお茶を出したりするような
温かい人でした。
昨日から若い方からご年配の方まで
100人以上の沢山の方々が
初盆のお参りに来てくださって、
皆さんがそれぞれ祖母との思い出を語ってくれました。
それぞれのエピソードは異なるものの、語られた思い出話から祖母らしさの輪郭がくっきりと。
お寺生まれというルーツもあるからか、目の前の人や困っている人のために行動できる人だったのだと、皆さんから改めて教えてもらえた気がしました。
その人らしらは、当人ではなく
相手の心の中にあるのだと改めて感じました。
自分らしさは、自分ではない誰かが
教えてくれるものだったりします。
自分だけでは気づかないような、自分の一面を、誰かに教えてもらえることがあるのではないでしょうか。
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