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やってみるから、成長する

テーブルスタイル茶道を学び始めて2年目に入りました。
もともと日本舞踊を習っていたこともあり、日本文化に親しみがあったんですが、森下典子さんの「日日是好日」を読んでますます作動を学びたくなったのがきっかけでした。

茶道自体が敷居が高いイメージで、なかなか学びたいと思える先生に出会うこともなかったのですが、2022年春に今習っている先生にInstagramを通して出会い、お稽古に通わせて頂くことになったのでした。

月に一度のお稽古が毎回楽しみで、毎回学びがあるんですよね。
森羅万象に神が宿ると信じている日本人の感性や、巡る季節を感じるきっかけにもなり、以前より心豊かに生きることができるようなったと実感しています。
削ぎ落とした美、細部に宿る美。
無駄のない動き。
千利休の魂にも触れることができる気がします。

次のお稽古までひと月開くので、お点前の順番がうる覚えで、流れるようなお点前になるにはもう少し時間が必要…という感じなのですが。
それでも、真剣に向き合うこの時間がとても清々しくて気持ちいい。

先日先生から、お稽古に通っている方々を集めて夏祭りをするので、皆さんの前でお点前をしてみないか?という提案をいただいたんです。

正直、私はまだ人前でやるには…自信が全くない。でも、何だか、ちょっとだけ、心のどこかがワクワクする気持ちも自分の中で感じられたので、二つ返事でやることに。

さぁ、突然私にやってきたチャンス。
完璧になる前に舞台が用意されました。

今までは、自分の中に取り入れることを意識していましたが、時間は有限。ここからのひと月は、自分の中から出していくことに挑戦です。

完璧になるまで待っていたって、いつまで経ってもそんな日は来ない。
まず、やってみる。
やってみるから、フィードバックがもらえるというものですよね。
お茶に限らず、これは何にでも言えることだなぁと改めて実感しています。

不完全なまま、やってみる。
怖いけど、やってみる。
やってみるから、成長すると信じて、、、。

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