見出し画像

ゼロか百か?の極端思考に陥ったら

忙しくてタスクに追われたり、追い詰められたり、目の前に大きな壁が立ちはだかった時、息が苦しくなります。

私の場合、仕事や働き方で転機が訪れたとき、この極端思考に陥りやすいことが分かりました。

今の仕事を続けるべきか?辞めるべきか?

第一子を出産する直前の産休中に、夫の転勤が決まり、
あるエリアの開拓を任されていた私は、「第一子だし、子育てを一人でするのは無理なので私も転勤先についていかないと。でも、そうなったら育休復帰後はこのエリアの開拓は物理的に難しいので、仕事を辞めないといけない。どうしよう。これまでキャリア断絶したことなかったのに、辞めるなんて嫌だけど、辞めるしかないよね」
と、一人で脳内会議をして辞めるしかないと思っていました。

そして、人事や社長に相談してみたところ、
「働き続けたいなら、働き続けられるように考えましょう」と言ってくれたんです。辞めないといけないと思っていただけに、拍子抜けしました。
フリーアドレスで電話とPCがあればできることを提案してみた結果、
転勤先に帯同し、新しい土地の開拓を任され、当時(7年前)としてはまだ珍しいフルリモートワークでの勤務体系になり、会議はオンライン会議に移行するなど、会社も新しい挑戦をしてくれました。

転勤先についていかないといけないから、
仕事を諦めて辞めないといけない、、、と
深刻に1つの答えしか出せないでいましたが、追い詰められると人は極端思考になってしまうんだと実感した出来事でした。

会社としては、私の先行事例があったからか、それからコロナのパンデミックの際にもすんなり何の混乱もなくリモートワークに切り替えられ、エリア関係なく採用できるようになり働き方の多様化が進みました。

追い詰められると、視野が狭くなる。
そんなときはお茶でも飲んで、一旦落ち着く。
そして、「どういう状態が理想なのか」を考えてみて、伝えてみる。
難しい場合もあるかもしれないけれど、何か良い方法がみつかることもあります。自分では出せなかった答えを人からもらえることもある。

極端思考になっている・・・!と気付けたら
まずは、「一旦落ち着いて」と自分に声をかけてあげましょう。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?