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思考をとめないで

人生のなかで、怖いことのひとつに、成長が止まる⋯というか、思考が停止しちゃうこと、っていうのがあります。気づかずに、そうなっちゃうんですよね。

ある程度の経験や年齢で、『そこまで』になっちゃうひとがけっこういます。
そうだなぁ⋯分かりやすく言うと、価値観がある時点で固定されてしまうっていうのかな、その結果、時が経っても、むかしの価値観・視点でしか物事を見れなくなってしまうんですね。
「私はこの価値観を軸にする」って決定づけてしまうのです。

で、そのことに、ご本人は気づいていないことがとても多いです。
よく、『両親は20年遅れ』なんて言ったりしますが、これも思考回路が止まってしまって、魂レベルでの成長も止まってしまっていることを現しているのです。
思考が止まると、成長も終わります。
限られた世界で、堂々巡りの思考回路でいることにすら気づかない。
言い方を変えると、『常識が固定される』って言うのかな⋯。それってけっこう、怖いことです。まぁ、ご本人は無意識なので、それはそれで幸せではあるんだけどね。


だから、新しいものに触れても、むかしの感覚でしか受けとめられなかったり、意味を間違えて受け取ったりしてしまうのです。

もちろん、親世代の方でも、常にアグレッシブな方はいらっしゃいます。
そういう方は、心配要りません。


若いうち、悩んだり、苦しんだりすること、そしてそれに向き合ってきたひとは、年齢を重ねても、魂の向上が続きます。
歳をとっても柔軟な思考でいられるのって、ありがたいことです。それは、もがいたあの頃があったから。

もちろん、年齢が上がっても、そのとき相応の『何か』はやってくるのですが、思考は柔らかく、無限に夢幻に拡がり、やってくるすべてを、素直に真っ直ぐに受け入れていくことができるようになります。
そういう器のひとだから、相応の出来事がやってくる、とも言えます。



だから、今、苦しいあなたも、大丈夫です。
固まらずに、自由に、羽ばたいて行ってください。

今苦しいひとは、脱皮できるチャンスが何度も訪れている、ということなんです。


なんでも挑戦してみてください。
自分の『主観』・『価値観』をそこでストップさせないように生きていってください。
常に洗い流し、脱ぎ捨てて、真新しいあなたで、いろんなことを吸収していってください。


柔らかい思考でいること。
それはきっと、あなたをしなやかな柳のように成長させていってくれます。

直情的に、『自分が真っ直ぐで正しい』なんて思っている『木』ほど、風で折れたりするものです。

いろんなことを、風になびく柳のように、受け容れていってください。

読んでくださって、ありがとうございました。
また明日。
おやすみなさい。

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