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ユーグレナ 出雲社長語録

出雲社長。勉強になります。再会させてもらう日までがんばります。!!!

誰がリーダーなのかを決めなければならないということ。
漫画の主人公に例えると、1989年までは「ドラゴンボール」の主人公「孫悟空」のような人物がリーダーだった。「修行する」「強くなる」「敵を倒す」「もっと強い敵が出てくる」そうすると「修行する」「強くなる」「敵を倒す」「もっと強い敵が現れる」。
 
これをずっと繰り返す。インフレの時代は、このような人物がリーダーだった。しかし今、日本で必要とされているリーダーは「ワンピース」の「ルフィー」ではないか。本人が強くなって敵を倒すという話ではない。本人より遙かに優秀な料理人、航海士、剣術の使い手などを同じ仲間に巻き込んで、目的地まで一緒に行こうよという人がリーダーだと思う。

リーダーになりたいと思っている人に言いたい。一番を狙っている人にしか、優秀な人はついてこないということだ。例えば日本で一番高い山は富士山と誰でも答えられるが、2番目は分かりますか。あるいは3番目は。2番は南アルプスの北岳だが、一般的に北岳など誰も知らない。要は一番でなければ人はついてこない。

ところで「私はお金がないから、一番になれるわけない」、あるいは「才能がないから」「頭が良くないから」「人脈がないから」。こう考える人がいかに多いことか。しかしお金があっても、才能があっても、頭が良くても、一番になれない人はいる。

つまり、これらのものは「1番になる」上で必要不可欠ではない。

では何が必要か。私が開発した法則ではないが、「たとえ、成功率が1%であったとしても」「2回挑戦したら、成功率は1.99%になる」という法則がある。3回挑戦したら、成功率は2.9701%になり、4回目は3.940399%、5回目は4.90099501%に成功率が上昇する。そして、50回挑戦すると39.4994%と成功率は3分の1に、100回挑戦したら63.3968%と成功率は3分の2になる。

ここからが今日私が一番皆さんに言いたいことです。

私も伊藤忠さんに500回目で出会った。とにかく試行回数を増やす。何回もやるということが、一番になるかならないかの最大の分かれ目だ。あの京都大学の山中伸弥先生も同じことを言っている。皆さんも山中先生も私も同じ人間。違うのは何回やったかだ。

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