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【お試し版!】音楽づくり授業ネタ(短い旋律づくり)〜作曲をしてみよう!〜

大学時代作曲を専攻していたコギトです。

学生期はピアノソナタや合唱曲などのバリバリのクラシック、

働き始めてからは、学校の文化祭のテーマソングや合奏の編曲などを年に2、3曲書いています。


この記事では「創作」の課題をアップしています。

お試し価格として、他の教材よりお安くしています。


既存曲から抜粋したアレンジの創作課題1問だけですが、これでも創作から演奏、聴かせ合い、楽譜書き、グループワーク(付属の指導案を参考に)など工夫すれば2時間くらいの単元課題になります。


創作の授業(小学校では「音楽づくり」と示されています)は小学校でも中学校でも音楽の授業でも指導要領の項目として挙げられていますので、

創作が苦手な生徒も

創作の授業をするのが得意でない先生も

創作の授業は全くやらないというわけにはいきません。


この教材の課題は、

創作の初心者(生徒)も、創作を教えるのが初めて・苦手の先生も、

無理なく進めていくことができるように設計されていますので安心してください。

是非使ってみてくださいね!

(使いにくい部分などはアップデートも考えますので、コメントなどで教えてください!)



この教材の内容物

この教材には以下のものがセットになっています。

●ステージ1の3問の創作課題ワークシート(Word)
●ステージ1の3問の創作課題創作例付きスライド(Keynote, Powerpoint)
●授業のアイデア指導略案(Word)
●【おまけ】グループワークシート「隣の人と創作をシェア!」


スライドをみていただくと大体の流れがわかりますので、まずはこちらをご覧ください。

取り上げる旋律は、ヤマハ音楽教室でおなじみの(実はドイツ民謡)『池の雨』。

このワンフレーズの後半をアレンジする課題です。

最初はスライドで説明をしながら、生徒たちにキーボードなどで演奏させながら創作を進めます。


ワークシートには作ったメロディの楽譜を書いていきます。

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音符を書くのもまた慣れていない生徒にはいきなり楽譜を書かせると「創作+楽譜」の二重苦になってしまいますので、

音符が正確に書けなくても良いように、楽譜に拍を示した線を引いています。音符の符頭だけを記入させても大丈夫です。


タブレット端末も創作の授業の強い味方なので、活用しながら創作の授業を行うのもおすすめです。


この教材の特長・良いところ

本来の創作(作曲)の場合、

メロディ、和音、リズム、強弱、テンポなどのさまざまな要素を組み合わせていかなければならないところが難しい

ので、


この教材では、最初、

創作するべき要素を思いっきり限定してあげて、

①最初は1小節のメロディラインのリズム(音の長さ)だけ変える
②1小節のメロディラインに音を追加(挿入)してみる
③1小節だけ自由に創作してみる

こんなステップで、少しずつ、少しずつ、学習していくことができるところが工夫したところです。

創作させる部分を限定させることで生徒の創作のハードルが下がることはもちろん、

どこを、どのように創作する課題なのかが明確なので、先生にとっても評価や指導がしやすくなるという利点もあります。


創作っていっても…、と尻込みしそうな生徒にも、

創作っていわれても…、と尻込みしそうな先生にも、

無理なく進めていける課題ですよ!


スライドには創作例なども音源付きで載せてあるので、創作の授業をまだしたことがない、演奏が苦手な小学校の先生でも大丈夫です。


↓スライドの最後におまけもありますよ。自分たちで創作してみた後、大作曲家の旋律を聴いてみるとなるほど〜、と天才のすごさが身に染みてわかります。

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↓楽譜を書いてみる時につまづきがちなリズムの参考資料もついています。お使いくださいね。

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【最後に】創作に取り組みやすい授業の雰囲気を作るには


初めておっかなびっくりしながら創作を学習する生徒たちに気をつけてあげなければいけないのは、

「創作に苦手意識や拒否感を持たせない」こと。


このために最も大事なのが、「生徒の創作に対する教員の評価の言葉」


歌や合奏の指導では、

「そこは違う」

「もう一度」

「ちょっと良くない」

などの言葉を結構言ってしまいがちですが、

創作の授業においては絶対に封印しましょう。

ただでさえ生徒は創作なんて普段しないので、恐々創作に取り組みます。

しかも自分がつくったメロディはただでさえ他の人に聴かせるのは恥ずかしい(私ですらそう)。

そこで「違う」だの「良くない」と言われたらもうやる気なくす、というのは簡単に想像できますね。

創作を見せに来た、発表した生徒にはまず「いいよいいよ」と創作を進めてきたことを褒め、中身についても否定せず「こうしたらもっとよくなるかも」という風に柔らかくアドバイスしましょう。

そうすると、生徒も次第にどんどん先を作ってくるようになります。


自由な表現や異端な表現もライトに認め合える、良い雰囲気の中で授業が進められると最高です。

良い創作の授業になりますように!


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