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EvernoteからUpNoteへ ~ さよなら、緑色の象

 先日、ここのところ一部界隈で話題になっている? Evernoteというメモアプリを別のアプリに乗り換えた。

 Evernoteは、緑色の象の横顔のアイコンが印象的で、割と気に入っていて長年使っていたのだが、度重なる仕様変更と、超強気なサブスクリプション料金設定を利用せざるを得ない状況になったので、もう乗り換え待ったなしとなってしまったのだ。

 乗り換え先のアプリは何がよいか?

 こういうのを探すのって、面倒だけど実はちょっと楽しくもある。

 ぼくは意外に、ガジェットが好きなのだ。

 でもこんな話は職場でしても誰も理解してくれないだろうから、この気持ちのもって行き場を、そして誰もわかってくれない孤独感をnoteに見いだして解消しようと思った訳である。

 Evernote難民は他にもいるだろうし、この記事が少しでもその人たちの助けになればなお嬉しい次第だ(たまには人の役に立つものを書かなきゃね)

 X(旧Twitter)やネットで情報を漁ったところ、どうも「UpNote」というアプリが良さそうだった。

 そう思えばいてもたってもいられない気持ちで、仕事をさっさと片づけると速攻帰って、「UpNote」を取り込んで、データ移行を試みた。

 結果的に、「UpNote」の選択は大正解だった!

 デザインもシンプルでちょっとおしゃれ感もある。使い方には少し慣れが必要かもだけど、それは大した問題ではない。
 気に入った。

 ただ、データ移行には若干てこずったので、そのことを記しておこうと思う。

 初めは、Chromebookでデータ移行を試みたがなぜかできない。色々試して、

 WindowsのPCとWindows版のアプリが必要なのがわかった

 このことはあまりネット情報には書かfれていなかったので、割と貴重な情報? かもしれない。知らんけど。

 それにしても、WindowsのPCも処分せずに残しておいてよかったぁ。

 Chromebookは簡単な作業では起動も速いしいいのだけれど、こんなデメリットもあるのだな。

 Evernoteで活用してたのは、主に読書の記録や映画の記録、あと雑多なアイデアメモなどだ。それを階層的に整理するために使っていた。

 ところが、データを移しているうちに、「Diary」というフォルダがあった。
 フォルダを開いてみると、娘の小さい頃を書いたぼくの日記のようなものが残されていたのである。

 4歳くらいの娘が、紅白歌合戦を見ながらずっと踊っていた。とか、クロールで25mを泳げるようになったなど、娘に関することがたくさん書かれていたのだ(自分で書いたのだけれど)。
 それはまるで、タイムカプセルを意図せず掘り当てたような、そんな気分だった。作業を忘れてひとしきり読みふけってしまった。

 データ移行に関しては、”Chromebookではできない” ということが分かれば、後はサクサクと進めていくことができた。

 さらば、Evernote。
 さらば、緑色の象よ。

 そして新しいアプリ、UpNoteはなかなかよさげである。

 アプリやデータを整理することで、心の中も、なんだか溜まっていた澱が流れ落ち、すっきりした気分になった。

 何事も新陳代謝は大事なのだな、きっと。

 UpNoteも無料版があるが、ぼくの使い方では有料版一択だ。
 近頃は有料のものが多くなってきているけれど、世知辛いけどこれも最近の風潮で、またそれがこれからの正しいカタチなのかもしれない。
 料金は、ちょっとよさめな日記帳一冊分くらいだ(買い切りで)。
 ただのメモアプリにどれくらいお金をかけるかというと人それぞれたけれど、ま、それぐらいなら出してもいいかな、と思える金額だった。

 金の切れ目が縁の切れ目ではないけれど、Evernoteの料金設定ははちょっと高すぎたなぁ、ぼくには。

 でもアプリのアイコンは、Evernoteの方が好みかな。


 またいつか、何かの拍子でEvernoteに戻ってくることはあるかもしれない。未来は何が起こるかわからないものだ。

 とりあえず、アンインストールの関しては、今はまだせずにいようかな、と思っている。





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