仕事も捨てたもんじゃない?
これまで、何度仕事を辞めたいと思ったか、数知れません。やっている仕事、それ自体が嫌いなのではなく、組織での振舞い方や、上司との関係、そういった仕事に付きまとうもろもろのものの方に問題があることが多いのだと思います。
長年勤めてきたけれど、いい加減どこかで見切りをつけたいなという思いが年々強くなってきているのですが、
かといって、今の仕事を辞めたとして、そのあとどうして生きていけばいいのか、ということに不安になったりもします。
何はともあれ、仕事によってこれまでいろいろ成長させてもらったし、いろんな人との出会いもあったし、たくさんの刺激をもらえてきたからですね。それがすべてなくなってしまったら、自分は抜け殻になってしまうんではないか、と思ってしまうんです。
そんな中、最近は新型コロナの関係で別の部署の仕事を手伝っているんですけれど、そこに来ているアルバイトの方との出会いが正直とてもいい出会いであり、新たな風をぼくの中に吹き込んでくれたと感じているんです。
若い人から年配の人までいるんですが、あんまり上下関係を感じないで、気さくに物言いながら接していけるのがいいのかもしれません。
このような出会いがあるなんて、仕事も捨てたもんじゃないよな、なんて感じているところです。ほんとにいい仲間です。
出会いは貴重ですよね。出会いは人を育ててくれますし、世界を広げてくれたりしますものね。
遅かれ早かれ、今の仕事は(定年も含めて)は退職することにはなります。
でも、それからもいろんな人とは出会っていきたいし、自分も成長していきたいと思っています。
ひとりで家でポチポチやってるだけでは、腐ってしまいそうですし。
そんなことを、アルバイトの(自分より年上の)女性に話したりしていると、
これからは地元に関わることをしていかなくてはいかんよ、と言われました。そして退職後は地元の観光ガイドのボランティアなんかをするのでもいい。
それこそいっぱいの人と出会えるし、自分の勉強にもなるし、どんどん楽しくなっていくんじゃない? とも言ってくれました。
なるほどね。たくさんの人生経験をされてきた方の言葉は素敵です。
マクドでバイトするのもいいかもしれませんね(向こうが雇ってくれればの話ですが)。
なんだか将来に希望が見えてきた気がしましたね。
これからは少しづつ地元へ比重をシフトしていかないといけないなとも。
本来ぼくは働くのが好きなのかもしれません。
そして、人付き合いは苦手だと思っていましたが、実のところで苦手ではあるけれど、嫌いではないのかもしれません(むしろ好き?)。
仕事は、仕事そのものよりも、いろんなことの媒介となってくれるようなもの。
そんなことを感じる最近です。
読んでいただいて、とてもうれしいです!