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太陽の存在

ぼくは昔から朝が弱い。


夜更かしのいいわけに近いけど、それでもきっと弱い。


ショートスリーパーに憧れ続けて今まできたが、もしかしたらどうしようもなく、ロングスリーパー寄りのミドルスリーパーだったんたなと、最近はあきらめている。

朝型と言われる人もとてもうらやましい。

理想を言えば朝は太陽の光で目覚めるのが一番気持ちがいいんだろうな、と思うし、

そうだったならきっとパッと布団から抜け出せる! そんな気がするんだけどなぁ、ほんまかいな。

だけど、寝室は雨戸が閉まってて、暗い中で目覚めないかんのだ。

でもま、数年前に比べたら、まだましと言えばましにはなった。というのも、数年前の職場は朝が早く、夜も遅いとこだったので、いつも朝は始発電車に乗って通勤してたのだ。もちろんまだ真っ暗の中だ。帰りも遅く、暗くなってからしか帰れなかった。

帰り道に見上げてた月を、次の日の朝の通勤時に、また同じ月を空に見つける。


「やぁ、また会ったなぁ」


そんな生活だったので、あの頃はほんとしんどかったなぁ。

今は職場が変わって、朝7時前頃に家を出れば良いので、少しはましになったけど、それでもほんとはもっとゆっくりしたいんだけどもね。

なかなか話が見えてこないが、書きたいことは、太陽の力は偉大だなぁって思うことだ。

ぼくが最も太陽がスゴイ! と感じるのは、最後の通勤電車を降りたときだ。

家から職場が遠いので、電車も3つ乗り継ぎをする。そして、最後の電車は座れることが多いので、たいていは寝て過ごす。

30分弱寝られるので、睡眠不足もやや解消できるってものだ。

そして電車を降りて、駅を出て、歩道橋の真ん中あたりでいつも空を見上げるのだ。

優しい朝の陽光が空を満たしていて、ちっぽけな存在であるぼくにも平等に降り注いでくれる。
それだけでもう、じわじわと、体と頭がエネルギーに満ちてくるような気がするのだ。

太陽って偉大だなぁ、と毎回感じる瞬間だ。

空を見上げて(青空なら最高)、背筋をのばして、鼻から大きく息を吸い込む。

そして、

「今日もがんばるか~」

って思うのだ。

人間はきっと、太陽に合わせて進化してきたんだろうな。

ちなみに、

人間の体内時計は、24時間ではなくて、なぜか25時間という話がある。

その1時間のズレは、調整するためのあそびの時間だという。

でも、25時間という周期は、火星の自転周期と同じらしい。

なので、人類のふるさとは火星だったという説がある。

ロマンがあるというか、SFチックというかそんな話で、ぼくは好きだけどもね。

読んでいただいて、とてもうれしいです!