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獣医の自殺

自殺率2位の職業は獣医。これは人間相手の医師の5倍だそうです。ちなみに1位は精神科医。

人間を相手にする医師が、必ずしも人間が好きで医師という職業を選ぶわけではないのと違って、獣医になろうという人は動物が好きだから獣医になったのだと思います。

にも関わらず、病気やケガで苦しむ動物や、動物の死に多く直面する。それに耐えられないのであれば、獣医という職業を辞めなければなりません。動物の苦しみや、悲しみや、老いや死に寄り添うことは、獣医を続けていく以上、避けることはできません。

たとえ飼い主ではなくても、縁あって自分が主治医となった動物の苦しみや痛みや死との関りは、相当なストレスとなるということ。

感情の変化、体調不良、心の病、体の病。

ストレスはさまざまな形になって現れます。どんな形になるかを自らが選ぶことはできず、自殺であっても、それは本人が望んだことではないでしょう。

いつの時代も、誰でも、どんな職業であってもストレスはありますが、無理を重ねて、ストレスを溜め込んではいけません。

読んでくれてありがとうございます。

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