原因を除去するために
人にはそれぞれ生きていきやすい「適正体重」があります。BMI22がいい、というのはあくまで平均です。
快適であればそれでいい、とはいうものの、今は快適であっても近い将来病気になってしまうかもしれない。そんなリスクは減らしたほうがいいですね。
過食や栄養不足によって適正体重から大きく離れてしまっているのであれば、健康のために、ある程度「適正体重」は意識したほうがいいのでしょう。体に入れないほうがいい食べ物を体に入れてしまうことによって病気になっているのであれば、それを体に入れなければ病気が治り体調が良くなる可能性は非常に高くなります。簡単といえばとても簡単です。「病気の原因がある(わかっている)」というのは、そこを正せば病気はよくなる、つまりは伸びしろがあるということ。これは、症状はあるのに原因がよくわからないという状況に比べて大きな期待がもてます。
問題なのは、まさかそれが体調不良の原因になっているとは思っていないことです。食品添加物がダメ、小麦がダメ、トランス脂肪酸がダメといった話は聞いたことはあるが自分には関係ないと思っていては、話はそれ以上進みません。
食べないほうがいいとはわかっていても食べてしまっている場合も少なくありません。わかっているのになぜ食べ過ぎてしまうのかといえば美味しいから。それを食べたときに脳内モルヒネがでるからです。だからわかっていても止められない。そんなときに鍼灸が役に立ちます。
読んでくれてありがとうございます。
治療よりも予防が大事なのはいわずもがなですが、予防や治療において最も重要なのは原因除去です。「食べずにはいられない」という異常な食欲を正常にして、「健康になりたい」という前向きな気持ちをサポートするために、鍼灸が有効です。
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