運動は日常
健康のための3本柱が、運動、休養、栄養といわれます。
食・息・動・想の4本という考え方もあります。栄養のバランスなど毎日の食事に気を使って、運動が習慣になれば、呼吸は自然と深く、ゆっくりしたものとなり、想い(考え)も前向きになるでしょうから、3本でも4本でもどちらでもいいですね。
人体には400~600の筋肉があります(分類の仕方によって数が異なる)。このうちのどれもが日常の生活を送る上で必要です。大切でない筋肉などありませんが、とりわけ重要なのが足腰。
筋肉は使わなければ衰えます。足腰が衰え、歩く量が減ると心肺機能が低下します。すると、血圧、血糖は上がり、動脈硬化が促進。脳や心臓などの血管障害をはじめ、糖尿病などさまざまな病気を引き起こします。
つまり、足腰が衰えないようなことをしていれば、健康でいられる可能性がとても高くなる。
健康は特別なものではありません。健康のための運動も特別なものではありません。特別お金をかける必要もありません。運動とスポーツは違います。スポーツであろうがなかろうが、適度な運動であれば、それは健康へとつながります。
しかし、他人と競う、自己ベストを目指す、ということになると、健康からは離れ、それはむしろ健康を害するものにもなります。足腰を強くしようとしてスクワットで足腰を痛めてしまう。これでは、何のためのスクワットなのかわからなくなってしまいます。足腰を痛めるほどの高負荷でスクワットを行う必要はまったくありませんが、実際にこのようなことは起きています。
プログラムに参加したり、友達に会うのが楽しみでフィットネスクラブに通うというのはとても有意義なことです。フィットネスクラブには大掛かりなマシンもあります。しかし、単に健康のために運動するというのであれば、自分一人でできることがいくらでもあります。基本的なトレーニングのノウハウを知れば、効果的な運動はかんたんにできます。フィットネスクラブに行くために必要な、シューズやウェアを用意したり、着替えたりする時間でできてしまいます。また目的がやせること(ダイエット)であっても、フィットネスクラブに行く必要はありません。道具も要りません。(ダンベルなど道具は使いたければ使ってもいいです)
読んでくれてありがとうございます。
自分が子供のころは、外食や出来合いのものを買ってきて食べることはほとんどありませんでした。毎日の食事は、母親が作ったものを食べるのが基本で、あとは学校の給食くらい。
最近では、おふくろの味を外で食べることは珍しくなくなりましたが、毎日の食事と毎日の運動は、特別なものでないほうがいいと思います。
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