「詩」真冬の光

真冬の午後の光に
勝るものなど  あるのだろうか
空を超えた場所から 注がれる光に

その光の中で 鳥たちは羽ばたき
その光の中で 木々はそよぐ
そして私は 風の中に一人佇む

池の水面が まだ少し凍っている
光の熱が ここまで届いてくる
また生きられる 私は空に手を伸ばす


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