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北欧新婚旅行10:自分なりのスマートカジュアルでいくしかない

マリメッコで買ったシャツやパンツが着れないということが分かり、愕然とした



我々がその日の夜お伺いするのは、ヘルシンキでも有名な「SAVOY」という高級レストランだった

あの著名なデザイナーであるアルヴァ・アアルトがこのレストランのために作ったと言われるアアルトベースは見たことがあるという方もいるのではないだろうか


由緒正しい高級レストラン、ただでさえ高級レストランに慣れていないのに、しかも海外のって。

事前に日本にいる時にメールで問い合わせしていたのだが、ドレスコードはスマートカジュアルらしい


夫である私は日本で事前にスマートカジュアルについて検索もしていた

・洗練された雰囲気が求められる
・ジャケットパンツ
・革靴が賢明
・スマートカジュアルよりカジュアルエレガンスの方がスッキリめ
・女性は女子アナウンサーみたいな感じ

どれもないわ、と何度かつぶやいた
スマートカジュアルより、カジュアルエレガンスの方がスッキリめかぁ、とも何度かつぶやいた。
旅行中につき、荷物が限られるので、靴は申し訳ないが綺麗めのスニーカーで勘弁してもらおう。
ニューバランスだから大丈夫という間違った安心感も持っていた。

なんかの時にとりあえずで入れておいた、すそ広チノパンと、コントでいつも着ている白シャツを着て、髪を横分けにし、自分なりの最大限のスマートカジュアルで望むことにした。

もし、万が一、お店にそぐわないのでお帰りくださいと言われた時のために、レストランの近場のご飯食べれそうなところにもGoogleマップで印をつけていた。未経験のものには不安はつきものだった。

僕のスマートカジュアルを見て、妻にそれってスマートカジュアルなの的な、コント衣装で見たことがある的なことを言われていたが、妻は妻で着物のマントのようなものを着ていて、スマートカジュアルの正体について思いを巡らさざるを得なかった。

結果を先にお伝えすると、無事入れたし、お客さんの中にはポロシャツやスニーカーの人もいた。
ただ、みんな清潔感のある服装を心がけていたし、レストランの雰囲気を壊さないような心配りがあった。

破れたのジーンズやボロボロのスニーカーなどは失礼になるのでやめておこう。
ただ、人それぞれのスマートカジュアルがあるのかもしれない。ということをヘルシンキは教えてくれた。

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