Kindleで自動集客は可能か?Kindle本を出版したらMEO店舗集客の仕事依頼をいただいた話
2週間ほど前に、Googleビジネスプロフィールを使った店舗集客の本を出版開始しました。
知人のコンサルから「こんなにノウハウを詰め込んでしまっていいのか?」と言われるほど気合を入れて作ったコンテンツですが、そのかいもあり、Kindle本を読まれた方から仕事のお問い合わせをちょこちょこといただいております。
Kindle本は集客ツールにもなる
Kindle本を出版するまで「Kindle本は濃い見込み客を作る」「Kindle本で自動集客」なんて言葉があるのを知ってはいたものの、それが具体的にどのぐらい効果を発揮するのかが分かっていませんでした。
なんなら、「Kindle本を読んで、さらに仕事を依頼されるということは、読者が自分で実践できるようになっていない情報の薄い本を販売しているんじゃないか?」とすら思っていたぐらいです。
ただ、(あくまで自分基準ではありますが)気合の入った一冊を販売して周りから言われたのは、「ここまで考えて集客するのは、わたしには時間がなくて無理だ。だから、あなたにお願いしたい」という言葉。
結局、読者が1人でやれるようにと思ってマニュアルやノウハウを作っても…というか、作ったからこそ、その大変さや手間を読者の方とも共有できるんだなということが分かったのです。
こうなると、Kindle本で出し惜しみなんてする必要はなく、自分の持っている知識・技術をすべて吐き出したほうが信頼にもつながり、お客様からのご依頼やご相談を引き出せるのかな?と思った次第です。
いや、今回の本はそもそも出し惜しみなんてしていないですけどね…?
まだ集客があったと言っても1、2件の話なので、これをKindle本には絶大な集客効果があるんだ!とは言えませんが、間違いなく呼び水の1つになることは実感できたように思います。
SEO集客やSNS集客との違い
これまで自社事業でSEOやSNSによる集客も数百件以上してきて、今回のKindle本集客との違いを一番感じるのは、「見込み客の確度」です。
SEOやSNSで集客しても、基本的にいきなり申し込みや成約までいたるのは、数十人に1人程度。
自社サービスの説明など、営業の時間は必須です。
一方で、Kindle集客の場合は、もうすでに申し込みというか相談をしたい前提でお客様がいらっしゃいます。
加えて、Kindle集客の場合は、わたしたちがなにをやらせていただくかまでお客様がご存じなので、業務内容の説明もそれほどいらないのがメリット。
営業コストの手間だけで言えば、Kindle集客は圧倒的に楽です。
ただ、もちろんデメリットもあって、Kindle本を読んだお客様しかターゲットにならないので、お問い合わせいただく母数は圧倒的に少ないですね。
SEOやSNS集客の1/10ぐらいでしょうか。
正直、Kindle本だけで自動集客というほどではないかなとは思います。
ただ、高単価で成約が難しい業種、あまり一般の方が業務をイメージしづらい業種の方は、Kindle本を1冊書いておくメリットは、十分にあるとは感じました。
今後のKindle本の出版の仕方について
これまでKindleは、「読んだ方の役に立つノウハウ本」の出版ばかりを方向性として考えていましたが、その後の仕事につなげることを考えると、事例集のようなものも需要があるかな?と感じてきました。
HOW TO本じゃなく、CASE STUDYの本。
テレビでも、飲食店の経営改善物語みたいなドキュメンタリーをよくやってますが、まさにアレです。
あそこで実践されていることの多くって飲食コンサルなどにかかわったことがあるなら、当たり前にみんな理論として知っていることですし、そういったHOW TO本は世の中にたくさんあふれているわけです。
でも、そんなHOW TO本は皆見てくれない。
それなのに、CASE STUDYの実践例をテレビやメディアで見るのは大好きなんです。
役に立つ本も出したい!と思う一方で、「こんなモデルがあるなら私にもやれるかも…」と思える事例集が書けたら面白いんじゃないかな?思うこのごろ。
そこから、仕事の集客にもつながるかもしれませんしね。
いま、集客サポートを手伝っているお客様には、少し安価でやらせてもらう代わりに、そういった事例集に掲載してもいいか?ということを相談しています。
※もし、自分の店舗を掲載してもいいからMEO集客を2~3万で安くやってくれー!という方がいらっしゃったら大歓迎ですので、ぜひお問い合わせください!
最近は、Kindle本のことばかりnoteに書いていますが、そのぐらいKindle本の可能性についてハマっているわたしでした。
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