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お金について勘違いしている人が多すぎ問題。

本当に最近、疑問なんだけど、「なんで金があるやつが、そんなに偉そうにしてるんだよ。」ってところなんですよ。たぶん、みんなお金の意味がわかっていない数式をちゃんと読めない人がほとんどだから、お金教にハマってしまうんだろうなと。自分は仮にも経済学部卒業して、数学も超詳しいので分かるんですけど、昔みたいな中世貴族制なんて絶対に今後来ないですよ。もうお金にかつてのような力はありませんからね。今後もお金はどんどん弱体化していきます。むしろ金持ってるとその分だけやらなくて良いことが増えてしまうんだから、長期的に足腰が弱るので損することのほうが多いと思いますよ。

産業革命って言葉の意味は、「革命」なんですよ。文字通りの革命であり、近代以降は王侯貴族と庶民に本質的な差ってほぼなくなったわけです。昔の貴族グループみたいなものを残している地域もありますが、今はほぼ権力はありません。ただし、あの時代に多くの人が帝国主義に動員された理由として、前時代へのノスタルジーが強かったからです。ヒトラーやトランプがやっていたのは、要するに昔話の子守唄なわけです。つまり、人はどこかで「人権を無視するようなレベルの格差肯定のような、頭のおかしな話が好き」なんですね。それが世間でまかり通った。要するに、頭の悪い人たちの単なる思い込みであって、世の中は公平になったはずなのにも関わらず、わざわざランクを作って人を虐げていたわけです。

金の本質はたんなる道具であり、「ハサミ持ってるやつが偉いのか」って考えてみてください。それとまったく同じで、ハサミなんて何本持っていようが一人で使うことはないじゃないですか。だから、ハサミを人に貸せるけど、ハサミ持っていたからって言って、「クラスで偉い人」とかありませんよね。そういうのって考えれば分かると思うんだけど、論理で考えても通じないなら、これはもはや宗教。もう、現代だとこれも「オウム真理教」と変わらないよね。まあ、勝手にすればいいんですけど、自分は宗教なんて嫌いだし、そういうのと金輪際関わりたくないのでこちらから遠慮します。

単なる道具に価値を見出してるのは道具フェチこういう思想は、マジで社会悪ですよ。道具を持っていることに価値を見出すな。おまえがどうなのかだけ考えろ。

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