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栗山監督と選手の距離感。特に大谷翔平選手とのそれはすごい。


私たち子育て世代にも役立つ心に響く言葉がたくさん散りばめられていた記事でした

Twitterを見ていたら糸井さんがこの記事をあげてました。

記事の番号は【9】

さら〜っと読もうと思ったら栗山WBC監督と糸井さんの掛け合いが面白くて、栗山監督が素晴らしくて。

【9、8、7654321】と逆からでしたがちゃんと読みました☺️


監督は【伝わる】事を大事にされてるなと思いました。

そのための選手との【距離感】を徹底している。

これだけ書くとロボットのように冷たい感じがするかもですが真逆なんです。

愛でいっぱい!

結果のため、選手のため
どこまでも【観察して】
どこまでも【考える】

その上で良い結果は選手が頑張った
悪い結果は監督の采配のせい


選手が悪い結果を出した瞬間
頭を下げたり、がっかりした表情をしない

そのためにいつも最悪をイメトレしてるとか


ここからは覚えがきも兼ねて心に響いたところを抜粋

ぼくがファイターズの監督時代に、選手によく言ってたんですよ。「みんな、『できるか、できないか』みたいな話はやめてくれ。『できるか、できないか』は関係ない。『やるか、やらないか』なんだ。やるっていえば、やるんだ。できるかとかできないとか考えてるヒマなんてないから」って。

監督という静寂の中で

できるかできないかではなく、やるか、やらないか。大事。

どんなサインを出しても、どんなに選手を代えても絶対に結果が出ない。そういうときは、生き様だったり、人としての在り方だったりっていうのが、間違ってるって言われてるような感じがするんですよ。

監督という静寂の中で

なるほど。上手くいかない時にこういう考え方ができたら私もずっと成長していける気がします。


三原さんって、もう、酒飲みながら豪快にやる、みたいなイメージだったんですけど、ノートを読むと、「人として徳のある人生を歩まない限り、勝利の女神はこちらに微笑まない」みたいなことが書いてあるんですね。だから、やっぱりそういうことなのかな、って。もちろん、選手を選んだあと、最終的には、戦術とか戦略とか、つぎの試合に向けては、もう、死ぬほど考えますけどね。

監督という静寂の中で

死ぬほど考え努力することと、人として徳のある人生を歩むこと。そういう人になりたい。

誰かが反対すると、「あ、もしかして、いい?」とかって(笑)。ちょっと、そういう性質はあるかもしれない。

監督という静寂の中で

この考えはなかった!ひとつ賢くなりました。
ありがとうございます!栗山監督!

ぼくは、指名させてもらったあと、何回も花巻に行きましたけど、一回も、翔平‥‥いや、当時は「大谷くん」ですね、「大谷くん、日本ハムに来てくれ」っていうことは、一回も言ってません。

監督という静寂の中で

この「誘わない」「その人の人生の責任を持つ覚悟で提案する」返事がなくてものところ(記事中にあります)子供だって返事しなくても思考を巡らしてる時はあるはず。

引用長いです↓

学びが多い。
親の心構えとして(できるかどうかは別として)
相手がダメな時も平常心のような態度で関わることができたらいいな〜

あの、それで思い出したんですけど、韓国戦でダルがホームラン打たれるじゃないですか

監督という静寂の中で

だから、どちらかというと、試合中は、いつも悪いイメージを持ちながら観ているんです。そのイメージをつくっておかないと、点を取られたときに表情が変わっちゃうんですよ。だから、あの2ランを打たれたときも、平然とした表情をつくってるつもりだったんです。ところが、ダルビッシュがマウンドを降りたあと、ブルペンキャッチャーの鶴岡(慎也)に「ツルさん、ぼくがホームランを打たれたときの監督の表情見ました?」って言ってたそうです。「やっちゃいましたねぇ、ぼく」って。

監督という静寂の中で


そうみたいなんです。選手はやっぱりマウンドからぼくらの表情を見てるんですよね。いや、ぼくは変えてないつもりですよ?で、正直、ぼくはあのとき、「最初に点取られたのがダルでよかった」って思ってたんです。というのも、他の若いピッチャーだったら、さらにプレッシャーがかかるはずなんです。でも、たぶん、あれを見て若い投手たちは、「ああ、ダルさんでも点取られるんだ」っていう空気になるだろうから。そのくらい、ぼくは切り替えてたつもりなんですが、あの瞬間、ダルから見たら、「うわっ!」って表情をしてたんでしょうね。

監督という静寂の中で

ここから【距離感】のこと。

やっぱりそこは選手どうしに任せておく場所で、ぼくらはなんかあったときのために、少し距離を取って、彼らが困ったときだけことばをかけてあげる。その距離感がすごく大事だとファイターズ時代から思っていたので。

監督という静寂の中で

でも、人間って‥‥なかよくなりたいじゃないですか。

監督という静寂の中で

嫌われたくない。でも、「嫌われたくない」を消さないと、指導者って、できないので。

監督という静寂の中で


常に自分の行動や言葉で相手に何がどのように伝わるか、誠実に考え尽くしてる栗山監督。

日ハム時代から誠実に信頼を積み上げたからこそ実現したWBCの優勝🏆

素敵な対談でした!

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