【エッセイ】芸人に対するマイクロアグレッション
こんばんは☕️
今日は短めに。
先日この本を読み終わりました↓
本著に以前からモヤモヤっとしてたことにピッタリの記述があったのでそれを少し書きます。
マイクロアグレッション
皆さんこの言葉聞いたことありますか。
めっちゃ簡潔に言うと、無意識に行う差別です。
例えば、「アメリカ人なのに丁寧だね」とか、「アジア人なのに算数できないんだね」みたいな発言です。
ある人のことを性別や人種、あるいは宗教や文化的な背景からくる偏見を当てはめて評価する言動です。
多いですよね。自分も気をつけないといけませんが。
芸人さんに言う必要ある?
今回私がどうしても書きたかったのはこの話です。
最近お笑い芸人のYouTubeチャンネルを観ることが多いのですが、ラランドのララチューンもその一つです。
ある時動画のコメント欄にこんなコメントがありました。
サーヤ普通に可愛い
これってどういう意味でしょうか?
*補足するとサーヤはコンビのスピリチャル担当の方です。
マイクロアグレッションを知って1番に思い出したコメントでした。
コメントをした本人は、「お笑い芸人は可愛くない/ブスである」というような認識を持っていて、その前提からすると普通に(芸人だけど)可愛いではないか。ということだと思います。
でもこれってコメントする必要ありますか?
そもそもお笑い芸人に対して評価を下すとするならば、面白いか面白くないかといった旨のコメントをするべきでしょうし、仮に可愛いと思ったとしてもコメントに残す必要はないんじゃないでしょうか。
明日は我が身
今回取り上げたマイクロアグレッションは当人の意識に関わらず起きうる差別です。
私も日頃から差別になっていないか内省をしていますが、時にして差別反対を訴える人ほどこのようなマイクロアグレッションが見られることもあります。
完全に差別を無くすことは可能ではあっても実現することは容易くありません。
しかし問題を認識すること、意識して改善・指摘することは出来るので気になる方は是非読んでみてください📚